「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月18~24日/賞金総額100万ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、ウィンブルドン・チャンピオンで世界1位のガルビネ・…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月18~24日/賞金総額100万ドル/ハードコート)のシングルス準々決勝で、ウィンブルドン・チャンピオンで世界1位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が、カロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-4で倒し、準決勝に進出した。

 ムグルッサがおかした稀なダブルフォールトのおかげで、第2セット、ガルシアは3-3とイーブンにもち込むことに成功したが、ムグルッサは次のゲームですぐにブレークを取り返した。

 世界1位になってから初となる大会でプレー中のムグルッサは、準決勝で第3シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と対戦する。

 最終的に3-6 7-6(5) 3-1で準決勝行きの切符をつかんだウォズニアッキは、第5シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に対する準々決勝で、1セットダウンし、第2セット5-6から2度マッチポイントを握られながらも巻き返してブレークバックに成功。もつれ込んだタイブレークを制して第2セットを取り、第3セットで3-1とリードしたところで、チブルコバが右腿の故障のため、棄権を余儀なくされた。

 また、元ナンバーワンで第7シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を7-6(5) 7-5で下し、準決勝に駒を進めた。ケルバーは、プリスコバのいくつかのアンフォーストエラーにつけ込み、5度目のマッチポイントでパワフルなクロスショットを決め、試合に終止符を打った。

 ケルバーは準決勝でアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦する。パブリウチェンコワは、バーボラ・ストリコバ(チェコ)を5-7 6-3 6-1で下して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「東レPPO」で準決勝に勝ち上がったウィンブルドン・チャンピオンのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)(写真◎Getty Images)

Photo: TOKYO, JAPAN - SEPTEMBER 22: Garbine Muguruza of Spain pose for photographs with fans after winning her quarter final match against Caroline Garcia of France during day five of the Toray Pan Pacific Open Tennis At Ariake Coliseum on September 22, 2017 in Tokyo, Japan. (Photo by Matt Roberts/Getty Images)