長期離脱中のマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが2024年を振り返り、自らのケガやバロンドール受賞について語った。 シティの絶対的アンカーとして活躍し、2023-24シーズンは前人未到のプレミアリーグ4連覇を味わったロドリ。スペ…
長期離脱中のマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが2024年を振り返り、自らのケガやバロンドール受賞について語った。
シティの絶対的アンカーとして活躍し、2023-24シーズンは前人未到のプレミアリーグ4連覇を味わったロドリ。スペイン代表として戦ったユーロ2024も制覇と順風満帆の時を過ごしていたが、2024年9月のアーセナル戦で右ヒザ前十字じん帯断裂の大ケガを負ってしまった。
そんななか、2024年10月にはフランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024年のバロンドールを受賞。スペイン『アス』のインタビューに応じた28歳は、激動の1年について語った。
「一般的に見れば2024年は過酷な年だったと思う。だけど、スペイン代表としてユーロを制することは僕にとって間違いなく最高のことだ」
「また、シティでは常にタイトルを争っている。歴史的なプレミアリーグ4連覇を達成した。そしてもちろんバロンドールも…」
「だけど、ケガというネガティブな部分も経験した。これもアスリートのキャリアにとっての一部だ。率直に言えば、僕はそれとうまく向き合っている。僕にとっては素晴らしい年だった」
「今集中しているのはしっかりと回復することだ。長期にわたるケガを負った人が望むのは、自分の体が完璧なフィットネスを取り戻すこと、そして何よりも自分が見せていたレベルを取り戻すことだ。それこそが健康だし、問題ないということだ」
また、ヒザのケガに関してはパリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表FWマルコ・アセンシオにもアドバイスを求めたとのこと。メンタル的に救われたようだ。
「アセンシオには電話して少し話を聞いたのを覚えている。彼は僕と同世代で、多くのことを一緒に経験してきた。マルコにも似たようなことがあった」
「彼にアドバイスを求め、大きな安心感をもらった。とても冷静に受け止めてくれた。人それぞれ、その人のキャラクターによっても異なるものだけど、フィードバックをくれた。落ち着きをもたらしてくれるから、それはいつだってポジティブなものだ」
さらに、スペイン人としては64年ぶりのバロンドール受賞にも触れたロドリ。2025年も同胞が受賞することを「願っている」とコメントしつつ、授賞式のスピーチでも名前を出したバルセロナの17歳スペイン代表FWラミン・ヤマルへの期待を語った。
「彼には少しプレッシャーをかけた(笑)。僕からすると、彼は受賞するためのすべてを備えている。いつ受賞するのか、今なのか先なのかはわからないけど、受賞するポテンシャルがあると確信している」