宮西は史上4人目の大台へ残り31 2025年が幕を開けた。プロ野球のペナントレースも気になるところだが、合わせて注目したいのは個人記録。2025年に達成が期待される投手の記録を挙げていく。○通算900登板:宮西尚生(日本ハム)あと31登板。…

宮西は史上4人目の大台へ残り31

 2025年が幕を開けた。プロ野球のペナントレースも気になるところだが、合わせて注目したいのは個人記録。2025年に達成が期待される投手の記録を挙げていく。

○通算900登板:宮西尚生(日本ハム)あと31登板。

 2024年に30登板し、梶本隆夫を抜き歴代4位となった。900登板以上は岩瀬仁紀の1002登板、米田哲也の949登板、金田正一の944登板。レジェンド3人に鉄腕左腕はどこまで迫ることができるか。

○通算200勝:田中将大(巨人)日米通算まであと3勝、石川雅規(ヤクルト)あと14勝。

 田中はここまでNPBで119勝、MLBで78勝を挙げていた。残り3勝とした2024年は右肘クリーニング手術もあり、初のシーズン未勝利に終わった。オフに楽天を自ら退団し巨人入り。「いい加減、クリアしたいという気持ちですけど、そんな自分に対しても、すごくフラストレーションが溜まります」と思いを明かしていた。

 NPB通算では石川が大台まで残り14勝に迫る。2024年はわずか9試合の登板で自己ワーストの1勝(4敗)、防御率4.10にとどまった。2025年が45歳のシーズン。2015年を最後に2桁勝利はないが、球界最年長の意地に期待したい。

山崎康晃は250セーブまで残り19

○通算250セーブ:平野佳寿(オリックス)あと1、益田直也(ロッテ)あと7、山崎康晃(DeNA)あと19。

 平野はメジャーで8セーブを挙げており、2023年シーズンに日米通算250セーブを達成している。2024年はキャリアワーストの12試合に登板に終わって、復活に期待がかかる。益田は直近6年連続25セーブ以上をマーク。シーズン序盤での達成も現実的となっている。

 山崎は6月に再調整で抹消されるなど、プロ10年目で最少の38試合にとどまった。3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3.35。森原康平の台頭もあり、抑えの座を再び掴み取ることからのスタートとなりそうだ。(Full-Count編集部)