2024年も話題が尽きず見どころ盛りだくさんだったパ・リーグ。「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第1位には、日本ハムの若きスラッガー・清宮幸太郎が輝いた。【映像】軌道が美しすぎるホームラン清宮…

2024年も話題が尽きず見どころ盛りだくさんだったパ・リーグ。「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第1位には、日本ハムの若きスラッガー・清宮幸太郎が輝いた。

【映像】軌道が美しすぎるホームラン

清宮は総視聴数771万PVで第1位にランクイン。その中で最も視聴されたのは、7月21日のロッテ戦で2打席連続となる“超・美麗豪快弾”を放った場面だった。

1本目は6-6の同点で迎えた7回表、2死走者なしの場面で打席に立った6番・清宮は、ロッテの4番手・コルデロが投じた内角低めのチェンジアップを捉え、ライトスタンドへと運んだ。美しい放物線を描いた特大アーチは、チームに貴重な勝ち越し点をもたらすこととなった。

続いて2本目は、8-6と日本ハムが2点リードで迎えた9回表、2死二塁の場面。この打席で清宮は、ロッテのベテラン守護神・益田直也が投じたストレートを力強く振り抜き、打球はライト方向へと一直線に伸びる“確信の一発“に。チームにとって貴重な2打席連続アーチとなり、指揮官を喜ばせることとなった。

そんな清宮の美しい特大アーチを見て、野球解説者の今成亮太氏は「あのインサイドをしっかりと……ポール際に打つならわかるんですけど、センター寄りのライト方向じゃないですか。僕がもし左で打つとしたらポールの方に行ってしまうので。インサイドからボールを内側に入れる技術というのはすごいと思いますね」と評価した。

同じく野球解説者の里崎智也氏は、「終盤から復調した清宮のおかげで、日本ハムが2位になったと言っても過言じゃない。同世代だと村上(宗隆)が先行していますけど、村上と清宮がWBCでクリーンナップなんか打てばね」としつつ「ただ、まだ喜んでいる場合じゃないと思う。今年の経験を持って、来年の開幕からどこまで頑張れるかが本当の意味で勝負だ」と期待を寄せる形でコメントした。

今季の清宮は、キャンプイン前の自主トレ中の怪我で出遅れ規定打席には到達できなかったが、後半戦で盛り返し自身初の打率3割で、日本ハムのリーグ2位に貢献。「パーソル パ・リーグTV」選手別年間再生数ランキングでは3年連続1位となった。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ 2024年末SP』より)