2024年、大きく飛躍したシーズンとなった日本ハムの万波中正。ライトの守備では強肩を生かした好プレーをたびたび披露して、ゴールデン・グラブ賞を受賞した。そんな万波が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキ…

2024年、大きく飛躍したシーズンとなった日本ハムの万波中正。ライトの守備では強肩を生かした好プレーをたびたび披露して、ゴールデン・グラブ賞を受賞した。そんな万波が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第2位に入った。

【映像】爆肩レーザービームが炸裂した瞬間

万波は総視聴数706万PVで第2位にランクイン。その中で高い視聴数を得たのが、7月14日のソフトバンク戦で“爆肩レーザービーム”を披露した場面だ。

2-1、日本ハムが1点リードで迎えた7回表、2死二塁で二塁走者は代走の周東佑京。ここで9番・甲斐拓也が放ったライト前ヒットを捕球した万波は勢いをつけて本塁へレーザービームを発動。二塁走者の韋駄天・周東は本塁を狙ったが、本塁上でタッチアウト。強肩・万波と俊足・周東の“ほこたて対決”は、万波に軍配が上がった。

そんな万波の活躍ぶりに野球解説者の今成亮太氏は「3年(くらい)前までは、(返球の)ラインがずれていた。球がシュート回転していて、ただ強く思い切り投げていた。今はボールを拾うのも早いし、球も強い、そして安定もしている。最強になっていますね」と絶賛した。

同じく野球解説者の里崎智也氏は「元気だったらゴールデン・グラブ賞10回は絶対取ります。もう確定じゃないですか」と期待感を込めて語った。

今季の万波は、守備の活躍だけでなく、129試合出場で打率.252、18本塁打、60打点と打撃面でも存在感を示し、今やチームの「顔」となりつつある。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ 2024年末SP』より)