今季、34本塁打、99打点で2冠に輝いたソフトバンクの主砲・山川穂高。そんな山川が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第3位に入った。【映像】強烈な満塁本塁打→控えめ「どすこい」山川は総視聴数…

今季、34本塁打、99打点で2冠に輝いたソフトバンクの主砲・山川穂高。そんな山川が、「パーソル パ・リーグTV」配信の動画視聴数を選手別に集計した“年間ランキング”の第3位に入った。

【映像】強烈な満塁本塁打→控えめ「どすこい」

山川は総視聴数654万PVで第3位にランクイン。その中で最も視聴されたのが、4月13日の西武戦でスタンドからのブーイングをものともせずに、古巣・西武相手に2打席連続の満塁弾を放った場面だ。

3打席ノーヒットで迎えた6回、西武ファンのブーイングの中、1死満塁の場面で打席に立った山川は西武の2番手・水上由伸が投じた高めのスライダーを完璧に捉え、左中間方向へと伸びた大飛球はそのまま着弾。古巣相手に強烈な満塁本塁打を決めた。ダイヤモンドを一周してお馴染みの「どすこい」ポーズを決めた。

そして、8回にも無死満塁の場面で打席が巡ってきた山川は、西武の4番手・豆田泰志が投じたストレートを豪快に振り抜くと、打球は左方向へと高々と舞い上がり、そのままレフトスタンド上段へと着弾。この日2本目の満塁本塁打となった。2本目のあとには控えめの「どすこい」ポーズを披露したが、古巣ファンも沈黙でブーイングは起こらなかった。

この日の山川について野球解説者のG.G.佐藤氏は「古巣相手で、ファンの怒りが収まらない中でね…。まだ4月ですよ。そこに2打席連続のホームラン。違うチームでやって欲しかったですね(笑)」と驚嘆する形でコメントした。

山川は、チームで唯一全試合出場を果たし、「2冠」を達成したほか、守備でも一塁手部門で自身初のゴールデン・グラブ賞を受賞。また、CSファイナルステージのMVPにも選出され、チーム4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ 2024年末SP』より)