ドミニカで行われているウインターリーグ ドミニカ共和国で行われているウインターリーグで、大乱闘が起きた。28日(日本時間29日)のヒガンテス・デル・シバオとレオネス・デル・エスコヒードの試合では、インコースへのボールをきっかけに乱闘に発展。…

ドミニカで行われているウインターリーグ

 ドミニカ共和国で行われているウインターリーグで、大乱闘が起きた。28日(日本時間29日)のヒガンテス・デル・シバオとレオネス・デル・エスコヒードの試合では、インコースへのボールをきっかけに乱闘に発展。3人が退場処分となった。

 地元紙「El Nuevo Diario」によると、5回にエスコヒードが3点を加えて8-2とリード、なおも走者を三塁に置いた状況で、ヒガンテスのエミリオ・バルガス投手がエスコヒードのペドロ・セベリーノ捕手に対し「危険なほど近い」ボールを投じたことで口論となり、そのまま両軍ベンチから選手が飛び出す乱闘騒ぎとなった。

 結果的にバルガスとセベリーノに加え、エスコヒードの選手1人が退場となった。同紙は「試合は緊迫し、混乱に陥った。セベリーノはバルガスに立ち向かい、口論は急速にエスカレート。両チームの選手が巻き込んだ対決へと発展し、試合の秩序を回復するために審判が介入せざるを得なかった」と伝えている。

 乱闘の映像はX(旧ツイッター)で拡散され、「彼らは野球をしていると思っていたよ」「負けているチームはいつも喧嘩をしたがる」「ハハハハ、すごいショーだ!」「両チームにとって生死をかけた試合で感情が爆発した」とコメントがあがっていた。

 同国でのウインターリーグは12月末でレギュラーシーズンが終わり、エスコヒードが4位、ヒガンテスは5位となり、ともにプレーオフ進出は逃す形となった。(Full-Count編集部)