東京ドームでの再戦が決まった平本と朝倉。(C)Getty Images 年の瀬に発表されたマッチメイクに衝撃が走った。 12月31日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN DECADE』第1部『雷神番外地』オープニングにて…

東京ドームでの再戦が決まった平本と朝倉。(C)Getty Images

 年の瀬に発表されたマッチメイクに衝撃が走った。

 12月31日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われた『RIZIN DECADE』第1部『雷神番外地』オープニングにて、榊原信行CEOがリング上に登壇。2025年5月4日に東京ドームで『THE MATCH2』を開催し、朝倉未来(ジャパントップチーム)vs.平本蓮(剛毅會)の再戦決定を電撃発表した。

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 列島を騒がせた“第1戦”はショッキングな結末を見た。今年7月28日の『超RIZIN.3』のLMS王座決定戦で相まみえ、1回に平本の左ストレートでダウンした朝倉が、MMAキャリア初のTKO負け。後者が試合翌日に「自分が戦うのは一旦終わりにします。格闘技が人生だったと思う。ありがとうございました」と、引退を表明していた。

 しかし、試合後に赤沢幸典氏が平本のドーピング使用を告発。嫌疑をかけられた平本は、弁護士を伴う会見で「自分はシロ」と全面否定。RIZINによる「試合当日の尿検査」の結果も陰性と発表された。

 しかし、予期せぬ騒動によって、朝倉戦の勝利がかすんだ感は否めず。そうした中で平本の再起戦は、東京ドームという至高の舞台でのリマッチとなった。発表をしたVTR内で榊原氏は「東京ドームは押さえた」と断言。引退を表明していた朝倉に対して「引退してる場合じゃねえよ」と発破をかけた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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