ウニオン・ベルリンは30日、ステッフェン・バウムガルト氏(52)の新監督就任を発表した。 ウニオンは年内最終戦となった21日のブンデスリーガ第15節ブレーメン戦を1-4で完敗。リーグ戦8試合未勝利で12位に後退していた。この成績不振を受け、…

ウニオン・ベルリンは30日、ステッフェン・バウムガルト氏(52)の新監督就任を発表した。

ウニオンは年内最終戦となった21日のブンデスリーガ第15節ブレーメン戦を1-4で完敗。リーグ戦8試合未勝利で12位に後退していた。この成績不振を受け、クラブはボー・スヴェンソン監督(45)の解任を発表した。

その後任として招へいされたのは、先日にハンブルガーSVの指揮官を解任されたバウムガルト氏。

これまでパーダーボルンやケルンなどで指揮官を務めたバウムガルト氏は、2024年2月にHSVの指揮官に就任。昨シーズンは入れ替え戦圏内の3位でチームを引き渡されたが、最終的には4位でシーズンを終え、昇格を逃した。

今シーズンは、開幕5試合で3勝1分けとスタートダッシュに成功したが、第13節終了時点で5勝5分け3分けの8位と中位に位置。4試合未勝利の段階で解任が決定した。

なお、同氏は現役時代の2002年から2004年までウニオンでプレーし、チームキャプテンとしてチームを統率し、在籍2シーズンでクラブ年間最優秀選手賞に輝いた実績を持つ。

指揮官として古巣帰還を果たした52歳は「ブンデスリーガとウニオンに戻るのをとても楽しみにしている。クラブとここにいる多くの人々をよく知っていることは間違いなく有利だ。準備期間は長くはないが、今後の課題に備えるためにプレーヤーと集中的に練習するつもりだ。ウニオンは成功するための非常に良い条件を提供しており、コーチングチーム、首脳陣、そしてチームとともに、これらを最大限に活用したいと思っている」と、立て直しへの決意を語っている。