古田敦也氏が絶賛したウィリアムスのボール 野球評論家の古田敦也氏が、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。ロッテOBの里崎智也氏ともに「古田・里崎セレクション」としてピックアップした12人の選手について語った。阪神から…
古田敦也氏が絶賛したウィリアムスのボール
野球評論家の古田敦也氏が、YouTubeの「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」に出演。ロッテOBの里崎智也氏ともに「古田・里崎セレクション」としてピックアップした12人の選手について語った。阪神からはジェフ・ウィリアムス氏を選出。「ちょっとこんな球打てないなと思った」と、当時の衝撃を語った。
阪神時代に「JFK」と称された勝利の方程式を担い、極端なインサイドステップから大きく曲がるスライダーと剛速球を武器に通算371試合に登板。2005年には75試合に登板し37ホールド、2007年には60試合で42ホールド、防御率0.96をマークした。
古田氏は「右バッターで打席に立ちましたけど、あんな横からあんな速い球来たの見たことない」と驚き。「藤川も久保田も良かったけど、ジェフ・ウィリアムスが一番打ちにくかったですね。対戦少なかったんですけど、本当に真横に踏み込んでビュッと投げて、球速いんですよ」と振り返った。
ウィリアムスはスライダーのほかにも、逆方向に逃げていくシュートも持ち合わせていた。古田氏は「踏み込み気味にいったらこっち(右打者の体の左側)にスライドするんですよ。どうやって打てばいいの? こりゃ打てないよねと」と苦笑いを浮かべた。
特徴的なフォームから繰り出される剛速球とスライダーは、対策のしようが無かったという。「見たことない球なんですよ。練習のしようがない。そんなマシンないので。あんなとこから(球が)出てきて曲がるというのは見たことないので、なかなか対処できなかった」と振り返った。(Full-Count編集部)