2024年も幾多の名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げたスプリンターズSから最終日を飾ったホープフルSまでを振り返る。■9月29日 スプリンターズS 優勝馬:ルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)  中山競馬場で行…

 2024年も幾多の名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げたスプリンターズSから最終日を飾ったホープフルSまでを振り返る。

■9月29日 スプリンターズS
優勝馬:ルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)
 中山競馬場で行われた第58回スプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)は、好位追走から直線で先頭に立った西村淳也騎手騎乗の9番人気ルガル(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)が、直線で内から脚を伸ばしてきた5番人気トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒0(良)。

■10月13日 秋華賞
優勝馬:チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)
 京都競馬場で行われた第29回秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、中団追走から直線で馬群を割って突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の1番人気チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、後方から追い上げた5番人気ボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒1(良)。

■10月20日 菊花賞
優勝馬:アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)
 京都競馬場で行われた第85回菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団から先団に取りついていって直線で突き抜けたC.ルメール騎手騎乗の2番人気アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)が、後方からポジションを上げて直線でも脚を伸ばした4番人気ヘデントール(牡3、美浦・木村哲也厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分04秒1(良)。

■10月27日 天皇賞(秋)
優勝馬:ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)
 東京競馬場で行われた第170回天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は、後方待機から直線で外から一気に各馬を差し切った武豊騎手騎乗の2番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした9番人気タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒3(良)。

■11月10日 エリザベス女王杯
優勝馬:スタニングローズ(牝5、栗東・高野友和厩舎)
 京都競馬場で行われた第49回エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、4番手追走から直線で一気に抜け出したC.デムーロ騎手騎乗の3番人気スタニングローズ(牝5、栗東・高野友和厩舎)が、中団から追い上げてきた12番人気ラヴェル(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒1(良)。

■11月17日 マイルCS
優勝馬:ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)
 京都競馬場で行われた第41回マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)は、中団後方から直線で一気に突き抜けた団野大成騎手騎乗の4番人気ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。

■11月24日 ジャパンC
優勝馬:ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)
 東京競馬場で行われた第44回ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は、道中は後方待機、4コーナーで外から上がって直線で各馬を差し切った武豊騎手騎乗の1番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が優勝した。勝ちタイムは2分25秒5(良)。

■12月1日 チャンピオンズC
優勝馬:レモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)
 中京競馬場で行われた第25回チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)は、ハナに立ってレースを引っ張り、直線での最後の争いも凌ぎ切った坂井瑠星騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が、中団から猛然と追い上げて最後に並んだ2番人気ウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。

■12月8日 阪神JF
優勝馬:アルマヴェローチェ(牝2、栗東・上村洋行厩舎)
 京都競馬場で行われた第76回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、道中は中団につけ、直線で大外から各馬を差し切った岩田望来騎手騎乗の5番人気アルマヴェローチェ(牝2、栗東・上村洋行厩舎)が、道中後方から脚を伸ばした8番人気ビップデイジー(牝2、栗東・松下武士厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒4(良)。

■12月15日 朝日杯FS
優勝馬:アドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)
 京都競馬場で行われた第76回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、2番手追走から先頭に立って後続を突き放した川田将雅騎手騎乗の5番人気アドマイヤズーム(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、好位から脚を伸ばした2番人気ミュージアムマイル(牡2、栗東・高柳大輔厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒1(良)。

■12月21日 中山大障害
優勝馬:ニシノデイジー(牡8、美浦・高木登厩舎)
 中山競馬場で行われた第147回中山大障害(3歳上・オープン・芝4100m)は、好位追走から最終障害手前で先頭に立ち、最後の直線で後続を振り切った五十嵐雄祐騎手騎乗の4番人気ニシノデイジー(牡8、美浦・高木登厩舎)が、3番人気エコロデュエル(牡5、美浦・岩戸孝樹厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分40秒4(良)。

■12月22日 有馬記念
優勝馬:レガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)
 中山競馬場で行われた第69回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、好位追走から直線での叩き合いをわずかに制した戸崎圭太騎手騎乗の5番人気レガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、中団から脚を伸ばして最後まで争った10番人気シャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分31秒8(良)。

■12月28日 ホープフルS
優勝馬:クロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎
 中山競馬場で行われた第41回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団から前に上がっていって直線で抜け出した北村友一騎手騎乗の1番人気クロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位から脚を伸ばした6番人気ジョバンニ(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒5(良)。