令和6年度第58回大阪府公立高等学校バレーボール大会は、12月21日(土)、22日(日)にKTM河本工業総合体育館 (枚方市立総合体育館)で行われた。男女ともに大塚高が制した今大会の、決勝のレポートをお届けする閉会式の様子。男女ともに大塚高…

令和6年度第58回大阪府公立高等学校バレーボール大会は、12月21日(土)、22日(日)にKTM河本工業総合体育館 (枚方市立総合体育館)で行われた。男女ともに大塚高が制した今大会の、決勝のレポートをお届けする

 

 

閉会式の様子。男女ともに大塚高が制した

 

(adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({});

 

男子

大塚高がスキを見せず21連覇

 

 男子決勝は21年連続25回目の優勝を狙う大塚高と、初優勝を狙う千里高の対戦となった。

 

 第1セットは大塚高がセッター堂領力斗を中心に多彩な攻撃を展開。対する千里高は粘り強いレシーブから攻撃につなげる全員バレーを見せ、一進一退の攻防が続いた。しかし6-6の場面から、大塚高は竹島佑哉、水野樹の両アウトサイドヒッターのスパイクで得点を重ねて徐々にリズムをつかみ、25-13と圧倒した。

 

 第2セットは後がなくなった千里高が飯山秦成を中心に反撃を展開する。しかし、攻撃の手を緩めない大塚高はサイド攻撃だけでなく、本原拓歩、大石幸太郎のクイックや山本獅雲の時間差攻撃などセンターエリアからも攻め、千里高に隙を与えなかった。

 

 そのような劣勢でも千里高は高市翔英キャプテンを中心に声を出し、ギャラリーからの応援も雰囲気を盛り上げたが、大塚高が25-12でセットを連取。ストレート勝ちで、21年連続25回目の優勝に輝いた。

 

男子決勝の試合結果

大塚高 2(25-13、25-12)0 千里高

 

 

男子決勝は大塚高が快勝

 

(adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({});

 

女子

フルセットの熱戦を制し

大塚高が7年ぶりのV

 

 3年連続で決勝に進出した東住吉高と、3年ぶりに決勝の舞台に立った大塚高が対戦。第1セット、大塚高は大峰奈南の効果的なジャンプサーブでリズムに乗り、主導権を握る。東住吉高も新留朱緒子にトスを集めて追い上げを見せたが、相手のペースを崩すまでには至らず、25-16で大塚高が先取する。

 

 第2セット、後がない東住吉高は、新留、佐藤心花、上田彩佳が緩急をつけたスパイクで序盤から勢いに乗り、25-19でセットを奪い返した。

 

 だが最終第3セット、序盤から大峰のジャンプサーブで連続得点を重ねた大塚高は勢いが止まらず。セットカウント2-1で、7年ぶり7回目の優勝を飾った。

 

女子決勝の試合結果

大塚高 2(25-16、19-25、25-14)1 東住吉高

 

 

女子決勝は、フルセットの末に大塚高が優勝

 

(adsbygoogle=window.adsbygoogle||[]).push({});

 

原稿・写真提供/大阪府公立高等学校バレーボール大会

 

■春高バレー26年ぶりの出場を決めた進学校:高崎高(男子) ただひとりの3年生、幾多の思いを胸に臨むキャプテン岩井将人

■月バレ.com春高特設サイトに行く

■福村心優美(就実高)×西村美波(金蘭会高)「全国大会の決勝でエースの打ち合いを」【月刊バレーボール2024年4月号バックナンバー ドリームマッチ対談】

■「必ず来たほうがいい」と柳田将洋 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』展がスタート

■芝生の上でバレーボール!? 専門学校が主催する大会にビーチのトップ選手も参加「上達につなげてもらえたら」【TSRグラスバレー杯 取材レポート】