“跳ね馬”フェラーリとGR86がマシン同士をぶつけながら“バチバチ”すぎる首位攻防戦を繰り広げた。【画像】神業ドラテク、クラッシュ、脱輪…スーパーGT 衝撃の名場面 8選 12月29日に放送された、今季スーパーGTを名シーンで振り返る『A…
“跳ね馬”フェラーリとGR86がマシン同士をぶつけながら“バチバチ”すぎる首位攻防戦を繰り広げた。
【画像】神業ドラテク、クラッシュ、脱輪…スーパーGT 衝撃の名場面 8選
12月29日に放送された、今季スーパーGTを名シーンで振り返る『ABEMA SUPER GTダイジェスト』総集編では、第6戦「SUGO GT 300km RACE」決勝で発生した、GT300クラスのマシン同士をぶつけ合う壮絶な首位争いがピックアップされた。
レースは14周目、バックストレートでシェイドレーシング(#20 GR86 GT)を追走していたPONOS(#45 FERRARI 296)のK.コッツォリーノが、馬の背コーナーで20号車を射程に捉える。次のSPインコーナーを狙い、アウトサイドから20号車に被さるようにアタックを仕掛けた。一方、20号車はコーナー立ち上がりで45号車にインサイドを譲らないよう強引に体を入れて応戦。しかし、45号車はマシンをぶつけながらも20号車をアウトサイドに押し出し、インサイドの死守に成功した。
これにより、45号車はそのままSPインコーナーを制し、見事にオーバーテイクを成功させ首位に浮上。この迫力満点の攻防に、実況のサッシャ氏も「さあ、アウトサイドから被せてくる、馬の背だ!守る清水…攻めるコッツォリーノがトップに出た!」と興奮しながら伝えた。
その後も45号車は好調な走りを見せていたが、今シーズンスーパーGTに参戦したフランス人女性ドライバー、リル・ワドゥーのドライブ中、GT300を牽引してきたLEON PYRAMID(#65 AMG)に捉えられ、優勝にはあと一歩及ばず…惜しくも2位でフィニッシュした。
(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)