2018年ドラフト5位で入団…1軍登板は2022年の4試合のみだった 日本ハムから戦力外通告を受けていた柿木蓮投手が29日、現役引退することを自身のインスタグラムで発表した。大阪桐蔭ではエースとして甲子園春夏連覇を成し遂げ、2018年ドラフ…

2018年ドラフト5位で入団…1軍登板は2022年の4試合のみだった

 日本ハムから戦力外通告を受けていた柿木蓮投手が29日、現役引退することを自身のインスタグラムで発表した。大阪桐蔭ではエースとして甲子園春夏連覇を成し遂げ、2018年ドラフト5位で入団も1軍登板は2022年の4試合にとどまった。6年間のプロ生活に終止符を打った。

 柿木は「約16年間の野球生活を終えました! 16年間野球をさせてもらった親、野球で関わった方みんなに感謝です。これからの事はまだ決まってないですがこれからも柿木蓮を宜しくお願いします!」と綴った。

 甲子園に4度出場し、2年春、3年春夏に全国制覇を果たした。3年時は背番号1を背負って活躍。中日・根尾昂投手、ロッテ・藤原恭大外野手、巨人・横川凱投手らと「最強世代」とよばれた。

 しかし、プロでは苦しんだ。4年目の2022年に1軍で4試合に登板し0勝0敗、防御率2.08の成績を残したが、同年オフに戦力外となり育成契約となった。

 この2年間は支配下復帰ならず、今オフに再び戦力外通告を受けた。11月14日のプロ野球12球団合同トライアウトに参加し、打者2人を空振り三振、左飛に抑えていたがオファーは届かず、引退を決断した。(Full-Count編集部)