メキシカンリーグで10勝0敗の“無双投球”を披露したバウアー 2023年にDeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手は、来シーズンどのチームでプレーするのか。今季はメキシカンリーグのメキシコシティで10勝0敗、防御率2.48と無双。メジャー…

メキシカンリーグで10勝0敗の“無双投球”を披露したバウアー

 2023年にDeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手は、来シーズンどのチームでプレーするのか。今季はメキシカンリーグのメキシコシティで10勝0敗、防御率2.48と無双。メジャー復帰を熱望し、昨オフには「リーグ最低年俸でプレーする準備はできている」と語っていたが、いまだ獲得する球団がないのが現状だ。

 米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」で司会を務めるダン・クラーク氏は28日(日本時間29日)、X(旧ツイッター)で「トレバー・バウアーは、ほとんどのMLBチームでローテーションを務められるだけの能力を依然として持ち合わせている。しかも、本人はリーグ最低年俸でプレーすると言っているのだ。ローリスクの1年契約がオファーされていないことは不条理だ」と投稿。バウアーもこれをリツイートした。

 さらに、バウアーの代理人を務めるレイチェル・ルーバ氏はクラーク氏に返信する形で「正直に言うわ。彼はほとんどのチームMLBでローテーションの1番手か2番手を務めるだけの能力を依然持ち合わせているわ。でも、99%のGMはそれに反論するの」と伝えた。

 バウアーはドジャースに移籍した2021年に性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、194試合の出場停止処分などを受けた。不起訴処分となったものの、それ以来メジャーには復帰できていない。依然、野球最高の舞台であるメジャーリーグでのプレーを望んでいるとされているが、獲得に手を挙げる球団は今後現れるのだろうか。(Full-Count編集部)