29日、第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が行われ、フクダ電子アリーナでは西目(秋田)と日章学園(宮崎)が対戦。日章学園が1-6で勝利した。 12大会ぶり14回目の出場となった西目。卒業後にサウサンプトンへ向かうU-19日本代表F…

29日、第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が行われ、フクダ電子アリーナでは西目(秋田)と日章学園(宮崎)が対戦。日章学園が1-6で勝利した。

12大会ぶり14回目の出場となった西目。卒業後にサウサンプトンへ向かうU-19日本代表FW高岡伶颯やベガルタ仙台入りが内定しているMF南創太らを擁する日章学園は、3大会連続18回目の出場となった。

最初のチャンスはボックス右手前でFKを獲得した西目。ずらして打った佐藤快斗のシュートがブロックに阻まれると、セカンドボールからの西澤陽のシュートも枠を外れる。

一方の日章学園は右サイドから小峠魅藍がライナー性のロングスローを送り込み、吉川昂我がヘディングシュート。高い打点だったがクロスバーを越える。直後には最終ラインの裏へ抜け出した高岡が、GK成田晃也との一対一に。DFを背負いながら右足でシュートに持ち込むが、ここはGK成田に軍配が上がる。

その後も小峠のロングスローを駆使しながら攻め込む日章学園。すると10分、南が右サイドからクロスを上げると、競り合いのこぼれ球に高岡。すかさず右足を振り抜き、豪快なシュートを突き刺した。

エースの得点で先制した日章学園。ビハインドの西目は右サイドのスローインから嵯峨聖央のボレーに繋げるが、抑えきれずゴール上方へ飛ぶ。

西目がペースを掴み始めるも、流れを断ち切ったのは高岡。左サイドを突破した三田井宏生がクロスを上げると、ボックス内の高岡が後ろ向きでトラップ。前を向くとDFをかわして左足を振り、ゴール右隅に決めた。

さらに水田祥太朗のシュートが飛ぶも、今度はGK成田がストップ。しかし、獲得した右CKから日章学園に3点目。インスイングのクロスに吉川が頭で合わせる。3分後には、西目のゴールキックを跳ね返し、胸トラップで収めた高岡から水田へ浮き球のスルーパス。飛び出したGK成田の頭上を越すシュートでリードを4点に広げる。

31分、日章学園がボックス右手前でFKを得ると、キッカーは高岡。右足で巻いたシュートは右ポストに嫌われる。

その後も猛攻を受け続ける西目だが、37分に反撃。右サイドのスローインから佐藤龍之介が粘ってゴールへ向い、右足のシュートがディフレクト。GK有薗大樹の逆を突く形でネットを揺らす。

1点を返した西目だったが、前半アディショナルタイムには再び日章学園。左サイドのFKから小峠がクロスを上げ、頭で叩き込んだのは高岡。ハットトリックを達成し、1-5で前半を終える。

1人入れ替えて後半に臨んだ日章学園は、引き続き攻勢。小峠のロングスローなどで容赦なく西目ゴールに襲いかかる。

耐えていた西目だったが、25分に日章学園が追加点。高岡が中央左寄りでドリブル突破すると、少し詰まってからゴール前の南へ。左足ダイレクトで振り抜き、シュートを突き刺した。

その後も南のカットイン、高岡の切り返しからのシュートなど、攻撃の手を緩めない日章学園。西目も少ないチャンスから佐藤快斗がシュートに持ち込むが、わずかに右へ外れる。

前半アディショナルタイムには西目の嵯峨がゴール前で収めるも、ハンドの判定で笛。1-6で試合は終了し、大勝の日章学園が2回戦進出を決めた。

西目 1-6 日章学園

【西目】

佐藤龍之介(前37)

【日章学園】

高岡伶颯(前10、前17、前40+3)

吉川昂我(前21)

水田祥太朗(前24)

南創太(後25)

【動画】大勝の流れ作った高岡伶颯の先制点

GOAL #日章学園、先制点!

【1回戦】第2試合#西目 (秋田) 0-1 #日章学園 (宮崎)

試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中
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— 高校サッカー日テレ公式 (@ntv_hss) December 29, 2024