柏レイソルは29日、徳島ヴォルティスからMF渡井理己(25)を完全移籍で獲得した。 静岡出身の渡井は2018年に静岡学園高校から徳島へ加入。加入3年目の2020シーズンからは背番号を「10」に変更し、クラブにとって悲願だったJ1昇格にも大き…
柏レイソルは29日、徳島ヴォルティスからMF渡井理己(25)を完全移籍で獲得した。
静岡出身の渡井は2018年に静岡学園高校から徳島へ加入。加入3年目の2020シーズンからは背番号を「10」に変更し、クラブにとって悲願だったJ1昇格にも大きく貢献した。
その後、2022年7月に4年半を過ごした徳島を離れ、ボアヴィスタへ期限付き移籍。加入1年目となった2022-23シーズンは公式戦18試合に出場すると、2023-24シーズンも期限付き移籍期間延長でポルトガルに残ると、公式戦15試合に出場するもプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)での先発は3試合にとどまり、今年8月に徳島に復帰。復帰後はJ2で6試合に出場していた。
徳島時代の恩師であるリカルド・ロドリゲス氏が新監督に就任する柏へと活躍の場を移す渡井は両クラブを通じてコメントしている。
◆柏レイソル
「徳島ヴォルティスから加入することになりました、渡井理己です。柏レイソルでプレーさせてもらうことにワクワクしています。自分の良さを出しつつ、チームの力になれるように頑張ります。宜しくお願いします!」
◆徳島ヴォルティス
「まずはファン・サポーターの皆さん、クラブ、徳島ヴォルティスに関わるすべての方に感謝したいと思います。加入してからの7年間で、本当にたくさん素晴らしい経験をさせてもらい、それと同じくらい苦しい思いもしてきました。それでも、常に戦い続けることができたのは皆さんのサポートのおかげです。皆さんがどんな日もスタジアムに来て応援する姿は力と勇気を与えてくれました。自分がこの7年間でクラブのために、皆さんのために何かを残せたかはわかりませんが、自分にとって7年間歩んだこの道のりは間違いなく自分の力になりました」
「歩みの中で大事なものに気づき、また大事な人に出会い、たくさんの影響を与えてもらいました。その一つ一つが徳島ヴォルティスにいた証だと思います。自分にとって徳島ヴォルティスは唯一無二で、これからも特別なクラブです。選手としてもっと大きくなったと思ってもらえるように毎日頑張りたいと思います!7年間本当にありがとうございました!」