川崎フロンターレは28日、クラブOBである森谷賢太郎氏(36)の強化部スタッフ就任を発表した。 森谷氏は横浜F・マリノスでのプロ入りから、川崎F、ジュビロ磐田、愛媛FC、サガン鳥栖を渡り歩き、今季限りで現役生活にピリオド。川崎Fでは2013…
川崎フロンターレは28日、クラブOBである森谷賢太郎氏(36)の強化部スタッフ就任を発表した。
森谷氏は横浜F・マリノスでのプロ入りから、川崎F、ジュビロ磐田、愛媛FC、サガン鳥栖を渡り歩き、今季限りで現役生活にピリオド。川崎Fでは2013年から6シーズンにわたってプレーした。
古巣川崎Fで新たなキャリアの第一歩を踏み出す運びとなるなか、「川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ」と切り出し、こうコメントした。
まずは、現役生活を通じて応援してくださったすべての皆様に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。この度、来季より川崎フロンターレの強化部スタッフとしてお世話になることになりました。再びこのクラブに携わる機会をいただき、とてもうれしく思っています」
「私は2013年から2018年まで川崎フロンターレでプレーさせていただきました。2017年の初タイトル獲得をはじめ、そこに至るまでクラブが築いてきた歴史の一端を、川崎フロンターレに関わるすべての皆様と共に歩んだ時間は、私にとってかけがえのない宝物です」
「また、14年間のプロサッカー選手としてのキャリアを通じて、たくさんの方々と出会い、新たな視点や知見を得る貴重な経験をさせていただきました。その中で、クラブや選手のために惜しみない愛情と情熱を注いでくださる方々の存在を知りました」
「それは、クラブを支えてくださる地域の皆様、行政やパートナー企業の皆様、選手を全力で支えてくださるクラブスタッフやボランティアスタッフの皆様、そしてどんな時も温かい声援を送り続けてくださるファン・サポーターの皆様です。クラブに関わる皆様一人ひとりが、クラブを形作り、そして支えてくださっていることに心から感謝しています」
「川崎フロンターレには、時代と共に進化する柔軟さと、変わらない本質的な魅力があると感じています。その本質的な魅力こそ、クラブの歴史や文化を築き上げ、惜しみない愛情と情熱を注ぎ続ける『川崎フロンターレに関わる皆様そのもの』だと思っています」
「来季より強化部と事業部をつなぐ役割『事業部連携担当』として、クラブ、選手、行政やパートナー企業の皆様、地域の皆様、そしてファン・サポーターの皆様をつなげていくために尽力していきたいと思っています」
「現役時代のプレースタイルと同じように『潤滑油』として、川崎フロンターレに関わるすべての皆様と手を取り合いながら、クラブの価値をさらに高められるよう一生懸命取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします」