12月28日、高校バスケの日本一を決める「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケ…

 12月28日、高校バスケの日本一を決める「SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会6日目を迎え、女子決勝と男子準決勝の3試合が東京体育館で行われた。

 この日の第1試合として開催された女子決勝は、京都精華学園高校(京都府)が59-54で慶誠高校(熊本県)を下し、3年連続の夏冬連覇と、U18日清食品トップリーグも含めた2年連続高校3冠の快挙を果たした。京都精華はンガルラ ムクナ リヤが15得点を挙げ、林咲良が7得点6アシストをマーク。快進撃を続けてきた慶誠は最終盤まで善戦したが、大黒柱のロー ジョバがファウルトラブルに陥り、初優勝まであと一歩届かなかった。

 続く男子準決勝では、福岡大学附属大濠高校(福岡県)がインターハイ王者の東山高校(京都府)に84-58で快勝し、2年連続の決勝進出を決めた。福大大濠は日本代表の渡邉伶音ら昨年の準優勝を知る主力選手たちに加え、ベンチメンバーも躍動。世代屈指のポイントガードとも称される相手エースの瀬川琉久を抑え、U18日清食品トップリーグに続く高校2冠に王手をかけた。

 この日最後の試合となった男子準決勝第2試合では、ノーシードから快進撃を続けてきた鳥取城北高校(鳥取県)が、前回王者の福岡第一高校(福岡県)に81-58で勝利した。新谷勇晴や田中碧月、ハロルド アズカら的を絞らせない多彩な攻撃を見せると、リバウンド争いを制し、相手のお株を奪う速攻も披露。鳥取城北のみならず、県勢初の決勝進出となった。

■12月28日の試合結果

<女子決勝>

京都精華学園 59-54 慶誠

<男子準決勝>

東山 58-84 福岡大学附属大濠

福岡第一 58-81 鳥取城北

■12月29日の試合予定

<男子決勝>

福岡大学附属大濠 - 鳥取城北

12時00分開始予定