デトロイト・ピストンズは、12月27日(現地時間26日)に敵地ゴールデン1・センターで行われたサクラメント・キングス戦で残り…

 デトロイト・ピストンズは、12月27日(現地時間26日)に敵地ゴールデン1・センターで行われたサクラメント・キングス戦で残り3.1秒にジェイデン・アイビーの4ポイントプレーで逆転し、114-113で競り勝った。

 今シーズン最長の3連勝としたピストンズでは、ケイド・カニングハムがゲームハイの33得点10アシスト、6本の3ポイントシュートを沈めたマリーク・ビーズリーが22得点、アイビーが19得点6リバウンド、ジェイレン・デューレンが13得点10リバウンド2スティール2ブロックをマーク。

 昨年10月末から12月末にかけてリーグワーストを更新する28連敗を喫したピストンズは、昨シーズンにリーグ最下位の14勝68敗(勝率17.1パーセント)に低迷。2022-23シーズンも17勝65敗(勝率20.7パーセント)と、2シーズン連続でリーグワーストに沈んでいた。

 ところが、JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)が就任した今シーズンは、開幕から31試合を消化して14勝17敗(勝率45.2パーセント)でイースタン・カンファレンス9位のプレーイン・トーナメント進出圏内をキープ。

 これですでに昨シーズンの勝利数(14勝)と並び、プレーオフ進出最終枠にいる6位のマイアミ・ヒート(15勝13敗/勝率53.6パーセント)とのゲーム差を2.5まで縮めている。

 平均24.2得点6.9リバウンド9.7アシストとオールスター級の成績を残すカニングハムを中心に、今シーズンのピストンズは低迷脱却に向けて上々の戦いぶりを見せていると言っていいはずだ。

【動画】ピストンズが劇的勝利を飾ったキングス戦終盤をハイライトで!