28日、中山競馬場で行われた第41回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団から前に上がっていって直線で抜け出した北村友一騎手騎乗の1番人気クロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位から脚を伸ばした6番人…
28日、中山競馬場で行われた第41回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団から前に上がっていって直線で抜け出した北村友一騎手騎乗の1番人気クロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)が、好位から脚を伸ばした6番人気ジョバンニ(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒5(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に17番人気ファウストラーゼン(牡2、栗東・西村真幸厩舎)が入った。なお、2番人気マジックサンズ(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は16着に、3番人気ピコチャンブラック(牡2、美浦・上原佑紀厩舎)は13着に終わった。
勝ったクロワデュノールは、父キタサンブラック、母ライジングクロス、その父Cape Crossという血統。新馬戦、東京スポーツ杯2歳Sに続く無傷の3連勝で2歳中距離王の座に輝いた。鞍上の北村友一騎手は20年有馬記念(クロノジェネシス)以来、4年ぶりのJRA・GI制覇となった。
【ホープフルS】「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」を前身とし、2014年にGII、17年にGIへと格上げされ、2歳中距離路線の頂点を決める競走として位置づけられている。皐月賞と同じ舞台であることから、来春のクラシックを占う一戦。ホープフル(Hopeful)は、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」を意味する。
【勝ち馬プロフィール】
◆クロワデュノール(牡2)
騎手:北村友一
厩舎:栗東・斉藤崇史
父:キタサンブラック
母:ライジングクロス
母の父:Cape Cross
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 クロワデュノール 1人気
2着 ジョバンニ 6人気
3着 ファウストラーゼン 17人気
4着 ジュタ 8人気
5着 クラウディアイ 13人気
6着 アスクシュタイン 12人気
7着 ジェットマグナム 10人気
8着 レーヴドロペラ 16人気
9着 デルアヴァー 9人気
10着 ショウナンマクベス 14人気
11着 マスカレードボール 4人気
12着 ジュンアサヒソラ 11人気
13着 ピコチャンブラック 3人気
14着 ヤマニンブークリエ 5人気
15着 リアライズオーラム 15人気
16着 マジックサンズ 2人気
17着 アマキヒ 7人気
18着 アリオーンスマイル 18人気