12月27日付けで競走馬登録を抹消されたドライスタウトが28日朝、2025年シーズンから種牡馬生活を送る日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに入厩した。同馬は、日高町の下河辺牧場生産馬。現役時代は栗東の牧浦充徳厩舎の管理下に置…

 12月27日付けで競走馬登録を抹消されたドライスタウトが28日朝、2025年シーズンから種牡馬生活を送る日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに入厩した。同馬は、日高町の下河辺牧場生産馬。現役時代は栗東の牧浦充徳厩舎の管理下に置かれ、通算成績は10戦6勝2着2回。2歳9月に中京競馬場でデビューして、不敗のまま全日本2歳優駿(川崎)に勝ち、4歳秋にはオーバルスプリント(浦和)、武蔵野Sに優勝。さらなる飛躍が期待されたが、脚部不安を発症しての引退となった。

 事務局となるサラブレッド・ブリーダーズ・クラブでは「到着時の馬体重は539kgでした。シニスターミニスター×アフリートというダート血統で、本馬自身は2歳でダートチャンピオンになりました。半弟のサンライズフレイムもダートで活躍中。国内のみならず、世界に羽ばたいていけるような産駒を期待したいと思います」。種付け料は受胎確認後100万円(出生条件150万円)。引退が報じられてから、たくさんのお問い合わせ、お申込みをいただいております」と手応えを感じ取っている様子だった。