名古屋グランパスは28日、浦和レッズからDF佐藤瑶大(26)の完全移籍加入を発表した。 明治大学卒業後、ガンバ大阪でプロ入りしたセンターバックの佐藤。2022年夏から半年をベガルタ仙台で過ごし、G大阪に復帰したが、定位置奪取といかず、今季か…

名古屋グランパスは28日、浦和レッズからDF佐藤瑶大(26)の完全移籍加入を発表した。

明治大学卒業後、ガンバ大阪でプロ入りしたセンターバックの佐藤。2022年夏から半年をベガルタ仙台で過ごし、G大阪に復帰したが、定位置奪取といかず、今季から浦和に新天地を求めた。

明治安田J1リーグ19試合の出場数をマークしたが、ここでも定位置確保に至らず、来季から名古屋へ。クラブの公式サイトで抱負を語る。

「浦和レッズから完全移籍で来ました、佐藤瑶大です。名古屋グランパスでプレーできることを光栄に思います。今シーズンのルヴァンカップに引き続き、来シーズンもリーグ、天皇杯、ルヴァンカップでタイトルを獲れるように名古屋グランパスの力になります!」

「自分のプレーをピッチで表現し、価値を証明し、皆さまに認めていただけるよう頑張ります。名古屋グランパスにとって必要不可欠な選手になり、日々成長したいと思います。よろしくお願いします!!」

一方の浦和では「1年間という短い間でしたが本当にありがとうございました」と感謝の言葉を綴った。

「今回の移籍は僕にとって簡単なことではありませんでした。僕にとって浦和レッズは、小さいころから埼玉スタジアムや駒場スタジアムへ応援しに行っていた憧れのチームであり、何より昔からずっとプレーしたいと思っていたチームだったからです」

「選手として聞く入場アンセムから試合中のファン・サポーターの応援、勝利の後のWe are Diamondsは何度聞いても僕の心を動かしてくれました。埼玉スタジアムで得点も決めたかったですし、タイトルも獲りたかったです。浦和レッズで成し遂げたかったことが、たくさんありましたが達成できませんでした。全部自分の実力不足だと思います」

「そんな浦和レッズでプレーできなくなることは寂しいですが、僕のことを必要としてくださっているクラブのために頑張りたいと思いましたし、2025シーズンで飛躍をするために何が必要か逆算した結果このような決断にいたりました」

「埼玉スタジアムに戻ってくるときは成長した姿で帰ってきます。今年1年間、僕を支えてくださったチームのスタッフや選手の方々、ファン・サポーターのみなさま、本当にありがとうございました。新天地で頑張ります」