【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1- 1 セルクル・ブルッヘ(日本時間12月28日/大王わさびスタイエンスタジアム)【映像】小久保玲央ブライアン、頭脳的な“一瞬の動き”シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンの判断力が光るプレーだ…

【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 1- 1 セルクル・ブルッヘ(日本時間12月28日/大王わさびスタイエンスタジアム)

【映像】小久保玲央ブライアン、頭脳的な“一瞬の動き”

シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンの判断力が光るプレーだった。エリア外に飛び出した守護神は、無理をせずにサイドラインに逃げるとすぐにボールを回収。自分が持ち場に戻る時間をうまく稼ぎ出す頭脳的プレーを見せた。

日本時間12月28日に行われたベルギーリーグ第20節のセルクル・ブルッヘ戦で、小久保は先発出場した。注目のシーンは1点を追いかける30分だった。

裏を狙われたスルーパスに対して、ジネディーヌ・ベライドがスライディングで対応。つつき出されたボールはサイドへと流れていった。すると小久保が持ち場を飛び出してボールに近寄っていく。そこへティボ・ソメルスがフルスプリントでプレスを仕掛けて、小久保からボールを奪い取ろうとした。

ボールを回収した小久保は、一瞬だけ中の様子を確認。レイン・バン・ヘルデンとロベルト・ヤン・ヴァンウェセマールの2選手が近くにいたものの、サポートの位置としては微妙なポジションだった。そこで小久保は無理をせずにサイドラインに向かってボールを蹴り出す。本拠地である大王わさびスタイエンスタジアムは、サイドラインから広告看板までの距離が近いため、小久保は壁当てのような形でボールを回収。ソメルスにボールを取られないように抱き抱えながら、ポジションに戻りつつ最終的にはボールを投げ捨てた。

素早い判断からの一連の動きで、小久保は難なくポジションに戻ることに成功。フル出場した小久保は、試合を通して2つのセーブを見せるなど流石のプレーを見せている。(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)