12月27日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケ…
12月27日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子準々決勝が東京体育館で行われ、準決勝に進出するベスト4が決定した。
インターハイ王者の東山高校(京都府)は、試合終盤に83-82で藤枝明誠高校(静岡県)に勝利し夏冬連覇に前進した。最大13点ビハインドの展開だったが、今大会屈指の注目選手である瀬川琉久が40得点16リバウンド3ブロックと躍動。最後は1点差の残り4秒で獲得したフリースローを小野寺星夢が2本決めきり劇的な逆転勝利を収めた。
その東山への挑戦権を獲得したのは、U18日清食品トップリーグの優勝チームでもある福岡大学附属大濠高校(福岡県)だ。この日は八王子学園八王子高校(東京都)を相手に序盤から主導権を握り快勝。日本代表トップチームにも招集されていた渡邉伶音が13得点10リバウンド4ブロックと攻守に存在感を示した。
前年王者の福岡第一高校(福岡県)は、開志国際高校(新潟県)に70-63で競り勝ち、4大会連続となる準決勝進出を決めた。一進一退の展開で劣勢の時間帯もあったが、双子の宮本聡と宮本耀が躍動し、第4クォーターに19-9の猛攻を披露。2年前の王者を破り、ウインターカップ連覇へ前進した。
この日最後の試合となった準々決勝第4試合は、鳥取城北高校(鳥取県)が85-45で延岡学園高校(宮崎県)を下した。第1クォーターから24-7と圧倒した鳥取城北は、新谷勇晴が最多26得点11リバウンドの活躍。同校としては史上初のベスト4進出となった。
明日28日は、11時から女子の決勝が行われ、その後、男子の準決勝2試合が行われる。
■12月27日開催の準々決勝
東山 83-82 藤枝明誠
八王子 67-79 福大大濠
福岡第一 70-63 開志国際
鳥取城北 85-45 延岡学園
■12月28日開催の準決勝
東山 vs 福大大濠
福岡第一 vs 鳥取城北