ヤ軍ファンがベッツからボールを奪おうとした 苛立ちを必死に押し殺した。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手がワールドシリーズでの妨害事件を振り返った。「『お前らくそったれが』って感じかな」と本音を漏らした。 米ヤフースポーツは26日(日本時間…

ヤ軍ファンがベッツからボールを奪おうとした

 苛立ちを必死に押し殺した。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手がワールドシリーズでの妨害事件を振り返った。「『お前らくそったれが』って感じかな」と本音を漏らした。

 米ヤフースポーツは26日(日本時間27日)、米国の動画配信サービス「ピーコック」で放送された番組にベッツが出演した際の話に言及。ワールドシリーズ第4戦で、ヤンキースファンが起こした“暴挙”について言及した。

 初回、2点を追うヤンキースの攻撃で、先頭のトーレスが右翼ポール際のファウルゾーンへ飛球を打ち上げた。右翼のベッツがジャンプして好捕したものの、最前列にいたファン2人がベッツのグラブと右腕をつかみ、ボールを奪いとった。

 結果的にボールはグラウンドに落ちたが記録は右邪飛に。試合後ベッツは「僕も無事だし、彼も無事。全て問題ないよ」と話していたが本音を言えば、怒りはあったようだった。「何かを言うってなると、『お前らくそったれが』って感じかな」と振り返った。

「彼らにボールを投げてやろうと考えたんだけど、気づいたんだ。『ムーク、そんなことせずに右翼に戻りな』ってね」。自ら語りかけるように気持ちを落ち着かせたことを明かした。(Full-Count編集部)