京都サンガF.C.は27日、鹿島アントラーズのMF須貝英大(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。 須貝は浜松開誠館高校から明治大学へと進学。2021年に甲府に加入すると、2023年途中に鹿島に完全移籍した。 鹿島では1年半を過ごし、J…

京都サンガF.C.は27日、鹿島アントラーズのMF須貝英大(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。

須貝は浜松開誠館高校から明治大学へと進学。2021年に甲府に加入すると、2023年途中に鹿島に完全移籍した。

鹿島では1年半を過ごし、J1通算21試合、YBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で3試合に出場。今シーズンもJ1で13試合、ルヴァンカップで2試合、天皇杯で3試合に出場していた。

京都へと活躍の場を移す須貝は両クラブを通じてコメントしている。

◆京都サンガF.C.

「このたび、京都サンガF.C.に加入することになりました須貝英大です。皆さんとともに戦えることを、とても嬉しく思います」

「前に進んでいく京都サンガF.C.の勝利に貢献できるよう、全力で頑張ります。初めての関西生活なので、いろいろ教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!」

◆鹿島アントラーズ

「このたび、京都サンガF.C.に移籍することを決断しました。これまで鹿島アントラーズに与えてもらったもの、学ばせてもらったものは数多くあります。初めてカシマスタジアムでプレーしたとき、スタジアム全体が揺れるような大きな声援を今でも鮮明に覚えています」

「どんな日でも、どんな遠い場所でも選手のために声を枯らし、スタジアムを赤色に染め、熱い応援をしてくださる皆さん、どんな状況でも練習場に足を運んで声をかけてくださる皆さん、たくさんのアントラーズファミリーに助けられ、とても感謝しています。しかしながら、タイトルを獲得できなかったこと、チームに貢献できなかったこと、ファン、サポーターの皆さん、そして、ともに戦った仲間には本当に申し訳なく思っています」

「与えてもらってばかりでチームを離れますが、学んだものを生かし、皆さんに少しでも何か与えられるようにこれからも全力で頑張っていきます。鹿島アントラーズという素晴らしいチームでプレーできて、本当に良かったです。これから対戦できることを楽しみにしていますし、またどこかで皆さんとお会いできたら嬉しいです。本当にありがとうございました」