2023年には日本ハム入りの可能性があったホフマン 2024年も終わりを迎え、米メディアはまだFA市場に残っている投手に注目した。「最も過小評価されているFA」の1人に挙げられたのは、フィリーズからFAとなったジェフ・ホフマン投手で、4年4…
2023年には日本ハム入りの可能性があったホフマン
2024年も終わりを迎え、米メディアはまだFA市場に残っている投手に注目した。「最も過小評価されているFA」の1人に挙げられたのは、フィリーズからFAとなったジェフ・ホフマン投手で、4年4400万ドル(約69億1300万円)クラスの契約が予想されている。
31歳のホフマンは2年連続で50試合以上に登板し、防御率はともに2点台前半と安定した投球を披露した。オフにFAとなったが、いまだ去就は決まっていない。
2022年11月にレッズからDFA(事実上の戦力外)となり、2023年はマイナーを転々とした。シーズン中には日本ハムからオファーがあったことをスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」に明かしている。当時はフィリーズと結んでいたマイナー契約を破棄しようとしていたところだった。
「契約書類が手元にあって『レッツゴー』という感じだったよ」とサイン寸前だったようだ。「(日本に行くことを考えたのは)金銭的なことだった。自分はここ(メジャー)でプレーするほどの実力がないとは思わなかったけど、『家族のためにお金が必要だ』という感じだった」とホフマンは当時を振り返っている。
前向きに日本行きを検討していたが、ここでフィリーズはホフマンにメジャー契約を提示。結局日本行きは幻となり、ホフマンはメジャーでブレークを果たした。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「彼が過去2シーズンでどれだけ素晴らしかったかについて、認める価値がある」と評価。「打者がとにかく打てない球を2種類持っている」と、今季の被打率は直球(フォーシーム)が.204、スライダーが.198であることを紹介した。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はホフマンの契約を4年4400万ドル(約69億1300万円)と予想。どのような契約を掴むのか、注目だ。(Full-Count編集部)