12月26日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケ…

 12月26日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の男子3回戦が東京体育館で行われ、前回王者の福岡第一高校(福岡県)が洛南高校(京都府)を下し、準々決勝進出を決めた。

 福岡第一はティップオフ直後、試合開始4秒で宇田ザイオンが先制のレイアップシュートを決めると、これを口火に16-0のビッグランで主導権を握った。第2クォーターに入ると一転、ウインターカップ4度の優勝を誇る“名門”洛南が、中島悠登を中心に猛追。4点差の34-30として試合を折り返した。

 第3クォーターは両チームともにロースコアのせめぎあいが続くなか、福岡第一はチーム最長身206センチのシー ムサがリバウンド争いの着地で足を負傷するアクシデントに見舞われたが、キャプテンの八田滉仁を中心に、この10分を17-10とリード。福岡第一11点リードで迎えた最終クォーターは、洛南がゾーンディフェンスで流れをつかんで猛追し、一時3点差まで詰め寄ったが、最後は福岡第一の双子、宮本聡と宮本耀が試合をコントロールして逃げ切り成功。福岡第一が最終スコア71-65で競り勝った。

 福岡第一は八田がチーム最多26得点を挙げ、宮本耀が2本の3ポイントを含む10得点、ムサが12得点10リバウンドを記録。対する洛南は、最多17得点の中島ら4選手が2桁点を挙げ食らいついたが、あと一歩及ばなかった。

 ウインターカップ連覇へ一歩前進した福岡第一は、明日27日16時10分から東京体育館で行われる準々決勝で、北陸学院高校(石川県)に勝利した開志国際高校(新潟県)と対戦する。

■試合結果

<東京体育館 ZAMSTコート>

福岡第一 71-65 洛南

第一|22|12|17|20|=71

洛南| 8|22|10|25|=65