ホープフルステークスは昨年こそ1番人気のレガレイラが制し、2着にも2番人気のシンエンペラーが入ったが、一昨年は14番人気のドゥラエレーデと7番人気のトップナイフがハナ差の大接戦。過去10年、8番人気以下が7頭馬券に絡み、伏兵の台頭もある。本…

ホープフルステークスは昨年こそ1番人気のレガレイラが制し、2着にも2番人気のシンエンペラーが入ったが、一昨年は14番人気のドゥラエレーデと7番人気のトップナイフがハナ差の大接戦。過去10年、8番人気以下が7頭馬券に絡み、伏兵の台頭もある。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「ジュタ」を取り上げる。

◆【ホープフルステークス2024予想/枠順】有力馬に明暗 伏兵が鞍上×枠で「1.4.3.2」、想定2桁人気に“馬券内率42%”の追い風

■ジュタ

近年、芝・ダート兼用馬が好走傾向にある当レース。今年は一昨年のドゥラエレーデ、昨年のサンライズジパングのような芝・ダート兼用馬は見当たらないが、同馬は陣営がダートデビューも考えていた馬。

それもそのはず、母は米ダート重賞ウイナーであり、ストリートセンスにゴーストザッパーというゴリゴリの米国ダート血統。1歳上の全兄ミッキーラッキーは芝で初勝利を挙げ、2勝目をダートで挙げるなど二刀流ぶりを発揮している。

同馬も、初戦はレース上がり11秒8-11秒3-11秒5を差し切る切れ味を披露し、芝の適性を証明。しかも初戦は、陣営も緩さを指摘していた中での勝利であり、1週前には栗東CWコースで6F80秒3-1F11秒0の好時計と、グンと良化してきた。

同じキャリア1戦組ではアパパネの7番仔・アマキヒに注目は集まるが、こちらもセレクト当歳セール3.2億円を記録した期待馬。“隠れ二刀流”として台風の目になりえる存在だ。

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