ソトを迎え入れたメッツはさらなる”投資“を模索しているようだ(C)Getty Images 今オフも、選手補強に費やす“支出”が話題となっている。 FA市場最大の大物、フアン・ソトを獲得したメッツ。前所属のヤンキースなど他球団との競合の末、…
ソトを迎え入れたメッツはさらなる”投資“を模索しているようだ(C)Getty Images
今オフも、選手補強に費やす“支出”が話題となっている。
FA市場最大の大物、フアン・ソトを獲得したメッツ。前所属のヤンキースなど他球団との競合の末、史上最高となる15年7億6500万ドルの超大型契約でソトを迎え入れた。昨オフに話題となったドジャースと大谷翔平の間で交わされた10年7億ドルをも上回り、メッツ球団の資金力が改めて印象付けられる契約だったと言えるだろう。
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そして現地時間12月23日には、FAとなっていたショーン・マネイアとの再契約を発表。3年7500万ドルという契約内容であると報じられた。ソトを新たに加え、マネイアも繋ぎとめるなど、巨額をつぎ込み強化を図るメッツに対し、米スポーツメディア『Sports Illustrated』では、昨年オフのドジャース並みの資金が投入されるとの見解を伝えている。
12月24日、同メディアは「メッツ、ドジャースの10桁の“支出狂乱劇”を繰り返すか」と銘打ったトピックを配信。昨年末、ドジャースが獲得した両日本人選手、大谷と山本由伸の契約額の合計が10億ドルを超えたと振り返りながら、「この金額は驚異的だが、ドジャースはワールドシリーズを制し、オオタニとヤマモトがその成功に不可欠な役割を果たした。これを考えれば、この大規模な支出が成功をもたらしたと言えるだろう」と指摘。
また、米誌『NEW YORK POST』のジャスティン・タッシュ氏のコメントを掲載。タッシュ氏はソト、マネイアの他にも選手を獲得しているメッツに対し、すでにここまでの契約額合計が9億ドル以上に上っていると主張。その上で、「この金額はさらに増加するだろう。なぜなら、メッツはまだ内野の補強計画を最終決定していないからだ」などと説明する。
さらに、「ピート・アロンソと契約延長する可能性が高まっているようだ。また、ブルペンの補強やホセ・イグレシアスのような多才な内野手の獲得を目指すと考えられる」と、それぞれ再契約の見通しが語られている。その上で、タッシュ氏の言葉として、「メッツが昨年にドジャースが成し遂げたように、10億ドル以上をフリーエージェント市場で費やし、この冬に10桁の支出に達する道筋が見えている」と綴られており、メッツの今オフの動向を占っている。
ワールドシリーズ進出、そして世界一へ登りつめるべく、引き続き潤沢な資金を活用することが有力視されているメッツ。果たして来季、開幕時にはラインナップにどのような顔触れを揃えているのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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