女性の様々な悩みを中心に情報発信をしている、女性医療クリニックLUNAグループのYouTubeチャンネル「るなクリニックch」。

今回は日本人特有の悩みについて話していきたいと思います。

【関連記事】日本の中高年の性事情 女性における様々なパターンとは?

よく性的意欲障害について相談をいただくことがあります。
その中で、男性ホルモンとして知られるテストステロンは閉経前の女性でも使えるのかという質問があります。

本当は性的意欲障害に対しては、「フリバンセリン」という、脳内のセロトニンを下げて、ドーパミンを上げる薬を一番最初に試す方が良いです。

ただ男性は、生殖能力のあるうちは男性ホルモンを補充してはいけません。なぜなら、自らの精巣の機能を抑えてしまうからです。

女性も本当は卵巣機能を女性ホルモンより抑えないように気をつけなければいけず、閉経前の女性を受診すると、ピルを飲んでいる人が多いです。

そのため、ピルを飲んでいないか、胃薬や抗うつ剤を飲んでいないかをチェックし、治療後でもやっぱり意欲がない。「フリバンセリン」を飲んでもイマイチという時はテストステロンを適応という感じで考えています。

ただ「フリバンセリン」は直接脳に効く薬なので、まずはそれで維持をしてみて欲しいですね。

また、よく、夫の方はしたいけど、妻は乗り気ではない、またはその逆といった相談をもらうこともあります。

日本の文化的に、昔からそういった問題はあります。
その中で、時代とともに、夫とはしたくないけど他の男の人とはできるといった人が急増してきました。

本当は夫婦間で1、2週間に1回でも行うのが理想的ではあり、そこに1人でも多くの女性がむかえる方が幸せだと思いますが、なかなかむずかしいですよね。

当クリニックでは、そういった様々な性の悩みや治療もおこなっているので、是非相談にきていただいたり、YouTubeで発信していることを参考にしてみて欲しいと思います。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[女性医療クリニックLUNA]

【関連記事】辛い更年期障害の乗り切りかた!「適当にさぼる」が大事なワケ

【関連記事】睡眠中に足がつるのはなぜ?「こむら返り」防止につながる食べ物も紹介

【関連記事】年代別にみる女性がかかりやすい病気とは?不調を感じる前に気を付けるポイント