「ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は26日、大阪府の貝塚コスモスシアターにて日本生命レッドエルフ対九州アスティーダの試合が行われる。両チームのベンチ入りメンバーが発表されており、パリ五輪に出場した選手たちの競演には注目が集まっている。

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■ニッペM、KA神奈川を追う3位チーム

昨季のプレーオフを制した日本生命はここまで14試合を戦い8勝6敗で勝ち点は31。首位の日本ペイントマレッツ(勝ち点41)、2位の木下アビエル神奈川(勝ち点35)を追う立場で2024年の最終戦を迎える。

そんななかで朗報はエースの復帰と戦力補強。パリ五輪で負った左腕の怪我により未出場となっていた早田ひなが9日に再登録されると、19日には東京五輪の混合ダブルス銅メダリストで台湾代表の鄭怡静を獲得。ともに23日に発表されたベンチ入りメンバーに名を連ねており、強力な布陣で挑むことになる。

対する九州は14試合を戦い3勝11敗で勝ち点11の5位。勝ち点を重ねたいなか、注目は11月下旬に選手登録された申裕斌。九州の一員として3季連続で参戦する20歳は、パリ五輪では混合ダブルスと女子団体で銅メダルに輝いている。

早田と申裕斌はパリ五輪のシングルスで銅メダルをかけて3位決定戦を戦っており、早田が4-2で勝利。怪我もあり満身創痍で戦った早田のもとに申裕斌が駆け寄る姿は話題を集めた。日本の地で再戦が実現すれば興味深い試合となる。

主力の復帰と大型補強を加えて、上位を窺う日本生命に九州が挑む構図となる戦い。はたして、パリ五輪でも戦ったスター選手たちの共闘は見られるのか。

韓国の申裕斌(C)Getty Images

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