松本山雅FCは25日、GK神田渉馬(22)、DF二ノ宮慈洋(21)、MF前田陸王(22)、FW浅川隼人(29)との契約更新を発表した。 神田は長野県松本市出身で、松本の下部組織出身。2021年にトップチーム昇格を果たすと中々出場機会を掴めず…
松本山雅FCは25日、GK神田渉馬(22)、DF二ノ宮慈洋(21)、MF前田陸王(22)、FW浅川隼人(29)との契約更新を発表した。
神田は長野県松本市出身で、松本の下部組織出身。2021年にトップチーム昇格を果たすと中々出場機会を掴めずにいたが、今シーズンは自身最多となるJ3リーグ8試合出場を果たした。
二ノ宮は2022年に高崎経済大附属高校から松本入り。今シーズンに昨年途中からレンタル移籍していたヴェロスクロノス都農より復帰を果たすと、J3リーグ3試合出場の記録を残した。
北海道出身の前田は、今シーズンに流通経済大学から松本に入団。ルーキーイヤーとなる今シーズンだったが、J3リーグ5試合の出場にとどまった。
浅川は2018年にY.S.C.C.横浜でプロキャリアをスタートさせると、ロアッソ熊本や奈良クラブでのプレーを経て今シーズン松本に加入。主力に定着すると、J3リーグ32試合13ゴール、YBCルヴァンカップ1試合出場の好成績を残した。
来季も松本でプレーすることが決まった4選手は、クラブを通じてコメントしている。
◆神田渉馬
「今シーズンも熱いご支援、ご声援本当にありがとうございました。序盤はスタメンで試合に出ましたが、なかなかチームの勝利に貢献することができませんでした。目標であるJ2昇格も叶わずとても悔しいシーズンでした。来年はこの悔しさを晴らせるシーズンにします。よろしくお願いします!」
◆二ノ宮慈洋
「来シーズンも松本山雅でプレーすることになりました。結果を出せるように全力で頑張ります。よろしくお願いします」
◆前田陸王
「2025シーズンも松本山雅FCでプレーできることを嬉しく思います。2024シーズンはチームとしても、個人としても、とても悔しいシーズンになってしまいました。松本山雅FCの為に全力を注いでプレーし、必ずチームに勝利を与えられる選手になります。2025シーズン覚悟を持って挑みます。応援よろしくお願いいたします!」
◆浅川隼人
「松本山雅FCのファンサポーターの皆様。そして浅川隼人のファンの皆様。2024シーズンの応援ありがとうございました。お待たせしました。浅川隼人は2025シーズンも松本山雅FCでプレーします」
「〝信州から世界へ〟今は笑われる言葉かもしれません。この地にJリーグクラブが生まれることも同じく笑われていたと思います。しかし10年前、このクラブは日本のトップリーグJ1に初めて挑戦しました。だからこそ私たちはこの夢を皆さんとなら達成できると思います」
「今年のホーム最終戦に小澤社長はこのような言葉を残しました。僕自身サポーターやこの地のサッカー文化に惚れて松本山雅FCに移籍を決断しました。相当な覚悟と責任を持って挑んだ2024シーズンはJ3優勝、J2昇格。得点王。そして満員のアルウィンを目標に歩んできました。そのどれも達成できず何も残せなかったシーズンとなってしまいました」
「特にPO決勝での悔しさは今までのサッカーキャリアの中で感じたことのない喪失感と、悔しさで、あの悔しさを晴らす為には自分たちの手で昇格を掴み取るしかないと決意したのを覚えています」
「来年で松本山雅FCは60周年となります。今まで松本の地に多くのものを残してきたと思います。ただ、今後の松本山雅FCの歴史を作るのは僕たちだけしかいません。社長の言った〝信州から世界へ〟これを達成する為にも、地域の皆さんにより必要とされ、愛されるクラブ、選手になれるようにピッチ内外で浅川隼人は駆け抜けていきます」
「今年達成できなかったJ3優勝、J2昇格。得点王。満員のアルウィンを必ず達成しましょう。2025シーズンも共に闘いましょう。メリークリスマス!!浅川隼人」