フットゴルフとゴルフ各9ホールの合計スコアを競う第1回「ゴルフ×フットゴルフ」の混合コンペが21日(土)、栃木県小山市のTBC太陽クラブで開催された。全長1505yd、パー29の9ホールコースは、サッカーボールと専用カップを使ってゴルフル…
フットゴルフとゴルフ各9ホールの合計スコアを競う第1回「ゴルフ×フットゴルフ」の混合コンペが21日(土)、栃木県小山市のTBC太陽クラブで開催された。全長1505yd、パー29の9ホールコースは、サッカーボールと専用カップを使ってゴルフルールでプレーする「フットゴルフ」と「ゴルフ」のティタイムが、一般営業でもミックスされているゴルフ場だ。
混合コンペはフットゴルフ日本代表の鈴木秀成さん、桑田寛之さんらの発案で、まずはフットゴルフを9ホール(パー33)、続けてゴルフを9ホールプレーして、新ペリアのハンデ戦で順位を決定するというもの。参加者は30人で、サッカー元日本代表の前田治さんや、「フットゴルフ アジアカップ2024」個人・団体優勝の高田流我さん、2022年に「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権(9-10歳の部)」を制した小澤優仁さん、プロゴルファーの野澤竜次など、各競技の実力者も顔をそろえた。
この日、ベスグロを獲得したのは野澤。子どもの頃にサッカーをやっていたという野澤はフットゴルフを3オーバー「36」、本職のゴルフは4アンダー「25」で回って、トータル「61」をマーク。2位の小澤さんに2打差をつけ、プロゴルファーの貫禄を見せつけた。
野澤は「フットゴルフは初めてでしたが、最初はぜんぜん球が飛ばなくてもどかし過ぎました」と苦笑。それでも「ゴルフとフットゴルフはぜんぜん違うスポーツだけど、ゴルフを分かっていた方が楽しめるので、ゴルファーにもっと知ってもらいたい。あんなに盛り上がるんだって驚いたし、今日はめちゃくちゃ楽しかったです」と初体験のフットゴルフ、そして混合コンペを満喫した様子だった。
今年の国内下部ABEMAツアーで賞金ランキング19位となり、来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得た野澤。オフの気分転換を経て「優勝とシード権獲得が目標です。シードはぜったいに獲りたいです」と来季に向けた抱負を語った。