12月23日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケ…

 12月23日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開幕。男子1回戦の全28試合のうち20試合が東京体育館と武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。

 昨年のインターハイ王者である日本航空高校(山梨県)は、仙台大学附属明成高校(宮城県)との大激戦を65-63で制し、2回戦進出を決めた。“最恐留学生”との呼び声もあるオルワペルミ・ジェラマイアは、28得点15リバウンド5ブロックでチームをけん引。仙台大明成は終盤の猛攻及ばず、福岡第一高校に敗れた昨年に続き2大会連続での初戦敗退となった。

 また、2年ぶり46回目の出場となった洛南高校(京都府)は、尽誠学園高校(香川県)との“名門対決”に78-74で勝利した。こちらも残り3分まで同点の大激戦だったが、洛南はキャプテンの松本秦が攻守にわたり好プレーを連発し、チームを2回戦へと導いた。尽誠学園はB3でのプレー経験を持つ金山颯が38得点を挙げたものの、初戦で姿を消すことになった。

 その他には、2大会ぶりの優勝を目指す開志国際高校(新潟県)、U18日本代表の十返翔里を擁する八王子学園八王子高校(東京都)、2大会連続でベスト4入りしている藤枝明誠高校(静岡県)などが2回戦に進出。一方で、土浦日本大学高校(茨城県)、帝京長岡高校(新潟県)、部員6名で大会に臨んだ和歌山南陵高校(和歌山県)は、1回戦敗退となった。

 なお、今年のインターハイ王者である東山高校(京都府)が“初戦”にあたる2回戦で対戦する相手は九州学院高校(熊本県)に、優勝候補の一角と評される福岡大学附属大濠高校(福岡県)は日本航空と対戦することが決定。

 大会2日目の24日には、京都精華学園高校(京都府)vs柳ヶ浦高校(大分県)、桐光学園高校(神奈川県)vs駒澤大学附属苫小牧高校(北海道)など、1回戦の残り8試合が東京体育館で開催される。

 12月23日に行われた1回戦の試合結果と、同24日の対戦カード、すでに決まっている2回戦の対戦カード一覧は以下のとおり。

■12月23日の試合結果


九州学院(熊本) 94-70 松江東(島根)

秋田工業(秋田) 49-95 北陸(福井)

桜丘(愛知) 76-46 佐賀東(佐賀)

高山西(岐阜②) 55-47 土浦日本大学(茨城)

正智深谷(埼玉) 83-68 東海大学付属諏訪(長野)

新田(愛媛) 72-65 文星芸術大学附属(栃木)

岡山商科大学附属(岡山) 74-94 藤枝明誠(静岡)

報徳学園(兵庫) 78-65 羽黒(山形)

高松商業(香川②) 69-77 光泉カトリック(滋賀)

東海大学付属札幌(北海道②) 54-87 富田(岐阜③)

帝京長岡(新潟②) 60-76 八王子学園八王子(東京①)

前橋育英(群馬) 70-38 八戸工業大学第一(青森②)

高知中央(高知) 88-66 米子工業(鳥取②)

日本航空(山梨①) 65-63 仙台大学附属明成(宮城)

四日市工業(三重) 69-65 専修大学附属(東京③)

洛南(京都②) 78-74 尽誠学園(香川①)

北陸学院(石川) 74-68 八戸学院光星(青森①)

長崎工業(長崎) 80-64 和歌山南陵(和歌山)

青洲(山梨②) 59-64 高岡工芸(富山)

阪南大学(大阪) 56-80 開志国際(新潟①)

■12月24日の対戦カード


豊浦(山口) – 福島東稜(福島)

鳥取城北(鳥取①) – 黒沢尻工業(岩手)

川内(鹿児島) – 國學院大學久我山(東京②)

京都精華学園(京都③) – 柳ヶ浦(大分)

海部(徳島) – 美来工科(沖縄)

広島県瀬戸内(広島) – 延岡学園(宮崎)

天理(奈良) – 船橋市立船橋(千葉)

桐光学園(神奈川) – 駒澤大学附属苫小牧(北海道①)

■カードが決まった12月25日の2回戦


東山(京都①) – 九州学院(熊本)

北陸(福井) – 桜丘(愛知)

高山西(岐阜②) – 正智深谷(埼玉)

新田(愛媛) – 藤枝明誠(静岡)

報徳学園(兵庫) – 光泉カトリック(滋賀)

富田(岐阜③) – 八王子学園八王子(東京①)

前橋育英(群馬) – 高知中央(高知)

日本航空(山梨①) – 福岡大学附属大濠(福岡①)

四日市工業(三重) – 洛南(京都②)

北陸学院(石川) – 長崎工業(長崎)

高岡工芸(富山) – 開志国際(新潟①)