ガイナーレ鳥取は23日、岡野雅行代表取締役兼ゼネラルマネージャー(GM)の退任を発表。岡野氏は関東1部・南葛SCで職務に就くとのことで、26日に記者会見を実施するという。 元日本代表FWで、1997年“ジョホールバルの歓喜”の立役者となった…

ガイナーレ鳥取は23日、岡野雅行代表取締役兼ゼネラルマネージャー(GM)の退任を発表。岡野氏は関東1部・南葛SCで職務に就くとのことで、26日に記者会見を実施するという。

元日本代表FWで、1997年“ジョホールバルの歓喜”の立役者となった岡野氏。現役最後の5年間をJFL・J2時代の鳥取でプレーしたなか、引退後すぐにGM職に就き、2017年からは代表取締役も務めていた。

今回、鳥取側からは塚野真樹代表取締役社長、南葛側からは事業本部長に就任する岡野氏がコメントを発表している。

◆鳥取 塚野真樹代表取締役社長

「2009年に選手として加入して頂き、2014年からはGMとして、2017年からは代表取締役GMとして、クラブの存続発展に絶大な貢献をして下さいました。クラブを代表して心より感謝と御礼をお伝えします。本当にありがとうございました」


「言葉では言い尽くせない経験をふたりでしてきました。フロント加入後、見る見るうちに力を伸ばされる姿に驚いておりました。いつか大きく飛躍され私にとっては別れとなる、と数年前から覚悟はしておりました」


「今回、複数のクラブから岡野氏に就任依頼の打診がありました。まさに『堰をきったように』という表現がぴったりでした。ガイナーレ鳥取への愛着、サポーター皆さんへの約束、無数に思い浮かぶお世話になっている方々の顔、ご家族のこと、幾重にもかさなる葛藤の末に今回の決断に至られたことを、一番近くで見ておりました私から皆さまにお伝えします。どうかご理解いただけると幸いです。

「お別れの言葉として。オカ、いつもお金の心配ばかりさせて申し訳なかったです。これからもあなたらしく、日本のサッカー界を盛り上げてください。心から応援しています」

◆南葛 岡野雅行氏

「南葛SCのファン・サポーター、そして関係者の皆さま、初めまして、野人こと岡野雅行です。このたび、南葛SCの一員として戦うこととなりました」

「ガイナーレ鳥取のGMとして11年、鳥取の地で奮励努力して参りましたが、これからは皆さんの地元である南葛に『景色が変わるものすごいやつ』をもたらすために、粉骨砕身邁進します!」

「皆さんと力を合わせ、情熱の真っ赤な薔薇をこの地にたくさん咲かせましょう!どうぞよろしくお願いいたします!!」