12月23日、『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開…

 12月23日、『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』が開幕。東京体育館で行われた女子1回戦で、札幌山の手高校(北海道)と東京成徳大学高校(東京都)が対戦し、東京成徳大が2回戦進出を決めた。

 試合の立ち上がりに先手を取ったのは札幌山の手だった。第1クォーター中盤に佐藤埜愛と髙橋優希の連続3ポイントで一時9点差までリードを拡大。それでも、東京成徳大学も加藤凛音の連続スリーで応戦し、第2クォーターにかけて9-0のランで逆転に成功。東京成徳大学が1点リードして折り返した。

 ハーフタイム明けの後半も、主導権を奪った東京成徳大が優勢をキープし、第3クォーター開始早々に11-0のランで一気にリードを拡大。札幌山の手もなんとか一桁点差で食い下がったが、第4クォーターまで精度と強度が落ちなかった東京成徳大が突き放し、最終スコア81-70で2回戦進出を決めた。

 東京成徳大は山内晴惠、加藤凛音、辻本朋香のスターター3名に加え、チーム最多15得点の中里杏奈も2桁得点を記録。前回大会ベスト4の札幌山の手は、髙橋優希がチーム最多21得点を挙げたが、チーム全体で26ターンオーバーと、悪い流れを断ち切れず、初戦で姿を消すことになった。

 勝利した東京成徳大は、東海大学付属諏訪高校(長野県)に勝利した盛岡白百合学園高校(岩手県)と、明日24日12時20分から東京体育館で開催される2回戦で対戦する。

■試合結果

<東京体育館 カップヌードルコート>

札幌山の手 70-81 東京成徳大学

札幌山の手|25|15|10|20|=70

東京成徳大|24|18|16|23|=81