12月22日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第14節のGAME2が開催された。…

 12月22日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第14節のGAME2が開催された。

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホームに迎えた宇都宮は、GAME1で24得点を上げていた比江島慎が、この日も3ポイント6本を含む25得点と好調。第4クォーターに猛追を受けたが、D.J・ニュービルとグラント・ジェレットが40分間フル出場し、最後は泥臭く91-90と逃げ切った。

 また、東地区では、多数の負傷離脱者を抱える2位の千葉ジェッツも、敵地で大阪エヴェッサに快勝。クリストファー・スミスが3ポイント6本の成功を含む33得点、今月から緊急加入したジョナサン・ウィリアムズが移籍後最多となる25得点15リバウンドと躍動し、連敗を「3」でストップした。

 千葉Jと同じく2ゲーム差で宇都宮を追いかける群馬は、敵地で島根スサノオマジックに劇的勝利を収めた。84-84の同点で迎えたラストプレー、細川一輝が試合終了のブザーと同時に決勝の3ポイントを決め4連勝。バイウィーク明け後は9勝1敗と勢いに乗り、年内最後のホーム2連戦に臨むことになった。

 その群馬と次節に対戦するアルバルク東京は、秋田ノーザンハピネッツとのアウェーゲームに2連勝。この日は前半22失点とゴール下の攻防を制し、安藤周人が要所で長距離砲を成功。最終スコア72-63で逃げ切り、首位の三遠とともにB1最速で20勝目をつかんだ。

 三遠とA東京が熾烈な首位争いを繰り広げている中地区では、三河が2連勝し上位を4ゲーム差で追いかけている一方で、SR渋谷は痛い黒星を喫し3連勝ならず。最下位に沈む川崎ブレイブサンダースは11月10日の京都ハンナリーズ戦を最後に白星がなく、バイウィーク明け後10連敗と苦しい戦いが続いている。

 なお、西地区は首位・琉球と2位・島根の差が2ゲーム差に拡大。馬場雄大が22得点8リバウンドと活躍した長崎ヴェルカが12勝12敗の勝率5割に復帰し、18連敗中だった滋賀レイクスは2カ月ぶりの白星で待望の今シーズン2勝目を挙げた。

 12月22日のB1試合結果一覧と各地区の順位表は以下の通り。

■12月22日のB1試合結果


島根 84-87 群馬

仙台 69-87 佐賀

秋田 63-72 A東京

SR渋谷 88-90 滋賀

横浜BC 85-73 広島

大阪 81-89 千葉J

茨城 85-97 長崎

宇都宮 91-90 名古屋D

越谷 80-96 京都

三遠 84-79 北海道

三河 97-65 川崎

FE名古屋 69-74 琉球

■12月22日終了時点のB1順位表


<東地区>

1位 19勝5敗 宇都宮

2位 17勝7敗 千葉J

3位 17勝7敗 群馬

4位 12勝12敗 秋田

5位 9勝15敗 北海道

6位 7勝17敗 茨城

7位 6勝18敗 越谷

8位 5勝19敗 仙台

<中地区>

1位 20勝4敗 三遠

2位 20勝4敗 A東京

3位 16勝8敗 三河

4位 15勝9敗 SR渋谷

5位 12勝12敗 名古屋D

6位 9勝15敗 横浜BC

7位 9勝15敗 FE名古屋

8位 4勝20敗 川崎

<西地区>

1位 17勝7敗 琉球

2位 15勝9敗 島根

3位 13勝11敗 京都

4位 13勝11敗 大阪

5位 12勝12敗 長崎

6位 10勝14敗 広島

7位 9勝15敗 佐賀

8位 2勝22敗 滋賀

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