12月22日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第14節GAME2が開催され、群馬…
12月22日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第14節GAME2が開催され、群馬クレインサンダーズが劇的な4連勝を飾った。
島根スサノオマジックのホームに乗り込んだ群馬は、試合序盤から一進一退の展開のなか6点ビハインドの38-44で前半を終えていたが、第3クォーター後半にマイケル・パーカーがスコアを伸ばし逆転。1点リードして迎えた第4クォーターに入ってからは再逆転され、一時6点差と離されかけたものの、オフィシャルタイムアウト後に流れを断ち切り1ポゼッション差の攻防に。
クラッチタイムで藤井祐眞が2本の3ポイントを決める勝負強さを見せると、84-84の同点で迎えた残り30秒、トレイ・ジョーンズのショットは外れたものの、オフェンスリバウンドを拾い、残り1秒でボールを受けた細川一輝が右ウィングから値千金の決勝3ポイントを成功。この直前まで3得点止まりだった背番号29が、劇的なブザービーターで勝負を決めた。
群馬は、地元凱旋の藤井が移籍後最多となる27得点、3ポイント11本中7本を決める活躍を見せ、トレイ・ジョーンズ、ケーレブ・ターズースキー、ヨハネス・ティーマンも2桁得点を記録。8得点6リバウンドのパーカーも後半の勝負どころで存在感を示した。
これで群馬は5連勝とし、バイウィーク明けに限ればリーグトップの9勝1敗。今節は西地区上位の強豪相手にも堂々たる試合運びで連勝を飾った。この試合終了時点では、東地区首位の宇都宮ブレックス(18勝5敗)に次ぐ17勝7敗。同率の千葉ジェッツ(17勝7敗)をも凌ぐ勢いで、一気に東地区の首位争いに絡んできた。
群馬の年内最後の2連線となる次節は、ホームでのアルバルク東京戦。今度は中地区の上位を争う強豪と激突する。
■試合結果
島根 84ー87 群馬
島根|17|27|22|18|=84
群馬|14|24|29|20|=87