12月22日、中山11Rで行われた第69回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・1着賞金=5億円)は、戸崎圭太騎乗の5番人気、レガレイラ(牝3・美浦・木村哲也)が勝利した。ハナ差の2着に10番人気のシャフリヤール(牡6・栗東・藤原…
12月22日、中山11Rで行われた第69回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・1着賞金=5億円)は、戸崎圭太騎乗の5番人気、レガレイラ(牝3・美浦・木村哲也)が勝利した。ハナ差の2着に10番人気のシャフリヤール(牡6・栗東・藤原英昭)、3着に2番人気のダノンデサイル(牡3・栗東・安田翔伍)が入った。勝ちタイムは2:31.8(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、アーバンシック(牡3・美浦・武井亮)は6着、3番人気で横山和生騎乗、ベラジオオペラ(牡4・栗東・上村洋行)は4着敗退。
大混戦から抜け出す
有馬記念・レガレイラと戸崎圭太騎手
3歳牝馬のレガレイラがゴール前の大接戦を制して強豪古馬勢を相手に金星を飾った。ゴール前では外から来たシャフリヤールとの激しい追い比べで写真に。レガレイラに軍配が上がると場内は大歓声に包まれ、ジョッキーも渾身のガッツポーズを見せた。殊勲の戸崎圭太騎手馬「気持ちで負けないようにと思って乗りました。(ゴールした瞬間は)全くわからなかった」とレースを振り返っていた。
レガレイラ 8戦3勝
(牝3・美浦・木村哲也)
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母父:ハービンジャー
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム
◇有馬記念とは
中山競馬場の芝2500mで行われるG1競走でファン投票による出走馬の選定レース。1956年に「中山グランプリ」として創設され、1957年には創設者である有馬理事長の名前から「有馬記念」と名称変更。日本競馬の総決算となるG1レースで、競馬ファンの注目は非常に高く、2014年からは公開抽選が実施されJRAイメージキャラクターが枠順抽選に参加している。このレースを最後に引退する競走馬も多く、競馬界の年末最大のイベントとして、数多くのドラマが生まれている。
【全着順】
1着 レガレイラ 戸崎圭太
2着 シャフリヤール C.デムーロ
3着 ダノンデサイル 横山典弘
4着 ベラジオオペラ 横山和生
5着 ジャスティンパレス 坂井瑠星
6着 アーバンシック C.ルメール
7着 ローシャムパーク T.マーカンド
8着 スタニングローズ R.ムーア
9着 ダノンベルーガ 松山弘平
10着 シュトルーヴェ 鮫島克駿
11着 プログノーシス 三浦皇成
12着 ブローザホーン 菅原明良
13着 ディープボンド 幸英明
14着 スターズオンアース 川田将雅
15着 ハヤヤッコ 吉田豊
出走取消 ドウデュース 武豊