ロアッソ熊本は22日、福島ユナイテッドFCからFW塩浜遼(24)を完全移籍で獲得した。 滋賀県出身の塩浜は、静岡学園高校、順天堂大学を経て、2023年に福島に入団。プロ1年目からJ3で37試合5得点、天皇杯で2試合2得点を活躍を見せると、2…

ロアッソ熊本は22日、福島ユナイテッドFCからFW塩浜遼(24)を完全移籍で獲得した。

滋賀県出身の塩浜は、静岡学園高校、順天堂大学を経て、2023年に福島に入団。プロ1年目からJ3で37試合5得点、天皇杯で2試合2得点を活躍を見せると、2年目の今シーズンはJ3で37試合16得点とブレイク。J3ベストイレブンにも選出された。

熊本への移籍を決断した塩浜は、両クラブの公式サイトでコメントしている。

◆ロアッソ熊本

「ロアッソ熊本に関わるみなさま、初めまして。福島ユナイテッドFCより完全移籍で加入することになりました、塩浜遼です。シオって呼んでください!個人として初挑戦であるJ2の舞台を、以前からとても魅力的なサッカーをしていると感じていた素晴らしいクラブの一員として戦えることを大変嬉しく思います。ロアッソ熊本、そして、熊本の街のために、自分の全てを全身全霊でぶつけていきます。みなさまとお会いできるのを楽しみにしています。これからよろしくお願いします!」

◆福島ユナイテッドFC

「福島ユナイテッドFCに関わる全てのみなさま、2年間ありがとうございました。プロサッカー選手としてまだ右も左も分からなかった自分を温かく迎え入れてくださり、酸いも甘いもたくさん経験をさせていただきました。サッカー選手としてだけではなく、人としても大きく成長することができたと思っています」

「この決断をするにあたり、とても悩みました。寺田監督のもとで、福島の一員としてJ2昇格を成し遂げたい思いもありましたが、決して長くはないプロサッカー選手としてのキャリアを考えたときに、少しでも早く上のカテゴリーを経験することが自分にとって必要なことだと思い、移籍を決断いたしました。2年間で福島とクラブのことが大好きになりました。離れてしまうのは寂しいですが、ますますの発展を心からお祈りしています」