今季ロッテに所属し、1軍で1試合も登板せずに退団した助っ人が米復帰した(C)産経新聞社 今季ロッテに所属し、1軍で1試合も登板せずに退団した助っ人のジュニオール・フェルナンデスが現地時間12月21日(日本時間22日)、ロイヤルズとマイナー契…

 

今季ロッテに所属し、1軍で1試合も登板せずに退団した助っ人が米復帰した(C)産経新聞社

 

 今季ロッテに所属し、1軍で1試合も登板せずに退団した助っ人のジュニオール・フェルナンデスが現地時間12月21日(日本時間22日)、ロイヤルズとマイナー契約を結んだと発表した。

【関連記事】通算362発の37歳がヤンキースに加入する“好影響” ジャッジらと「MVPカルテット」形成と「新たな選手を獲得する助けに」

ドミニカ共和国出身の27歳は、2019年にカージナルスでメジャーデビューしたが、2022年にメジャー40人枠から外れるDFAとなってパイレーツへ移籍。その後はヤンキース、ブルージェイズのマイナーでプレーし、今季ロッテに加入したものの、ファームで2試合登板した後で「右鎖骨遠位端融解症」と診断された。

 手術後の7月にウエーバー公示された右腕について、米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「(来年)28歳でシーズンを迎えるフェルナンデスは、ロイヤルズでメジャー復帰を目指すだろう。成功するかどうかは、おそらく彼の健康状態と球速にかかっている」と記した。

 それでも「2022年、フェルナンデスは平均球速99マイル(約159.3キロ)近くを記録し、シンカーとフォーシームの両方で定期的に時速100マイル(約160.9キロ)を超えていた」と伝え、コントロールに難はあるものの、速球に魅力を感じさせる投手だと期待した。

 さらに「ロイヤルズはおそらく彼が今冬投げているドミニカのリーグでスカウトしたのだろう。 14イニングで防御率6.43、与四球率16.2%という成績にもかかわらず、2025年シーズンのブルペン陣の補強として彼を獲得するほど、チームは彼の実力を気に入ったに違いない」とし、苦労人の右腕がロイヤルズで花を咲かせることができるか、注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

【関連記事】ド軍はソト争奪戦に敗退 T・ヘルナンデスとの再契約に“注力”か「事態が急速にヒートアップ」左右の外野手W補強へ

【関連記事】「本当に情けない」ソトの史上最高契約にヤ軍ファンが怒り心頭 ユニフォームを燃やす動画に批判の声も「だから移籍したんだ」

【関連記事】T・ヘルナンデスの“ドジャース愛”が実る可能性「戻ってくると思う」米記者が断言 大谷翔平とのコンビ継続なるか