プレミアリーグの名門リバプールに所属するサッカー日本代表主将MF遠藤航が披露した“偽CB”での圧巻パフォーマンスの話題が続いている。 現地12月18日に行われたカラバオカップ準々決勝で、リバプールはサウサンプトンと敵地で対戦して2-1の勝…
プレミアリーグの名門リバプールに所属するサッカー日本代表主将MF遠藤航が披露した“偽CB”での圧巻パフォーマンスの話題が続いている。
現地12月18日に行われたカラバオカップ準々決勝で、リバプールはサウサンプトンと敵地で対戦して2-1の勝利を飾った。そこで遠藤は、約2か月ぶり今季公式戦3度目のスタメン出場を、本来のボランチではなくセンターバックの位置で果たした。
そこで披露されたのが、圧巻のボール奪取能力とインテリジェンスの高さだった。チームメイトの故障や出場停止による“臨時CB”ながら、持ち前のデュエルに対する強さを発揮しながら、攻撃の起点となる縦パスをことごとく潰すと、機を見て中盤にまで駆け上がって攻撃にも参加。身長178cmと特別に大きくはない遠藤だが、屈強な相手との空中戦にもまったく引けを取らずに何度も勝利した。
この遠藤のサウサンプトン戦での圧巻の働きを、リバプールの公式SNSが「Wata performance」と題して個人ハイライト集として公開した。すると、公式エックス(旧ツイッター)だけでも、公開から半日余りで100万回表示を突破するほどの大反響となっている。
■「さすがブンデスでデュエル勝利率1位だった男」
この大反響となった遠藤の“偽CB”のハイライト動画だが、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「すげぇ…」
「対人強すぎ。さすがブンデスでデュエル勝利率1位だった男。」
「遠藤ワタ凄いな。球際のボールの隠し方というかブロックの仕方が上手いからファウルも貰いやすい。ボール奪取は読みとボールに対する当て感が良いんだろうな。」
「CB起用でも生きる能力元々あったし大正解じゃないかこれ にしても処理上手い」
「和製マスチェラーノ」
湘南ベルマーレ時代に最終ラインでプレーした経験を持つ遠藤だが、今回はプレミアの舞台で、さらに“偽CB”という高度な戦術理解度も必要とされる役割を見事にこなし切った。現地でも絶賛されている遠藤のパフォーマンスは、日本のファンも、是非とも見ておくべきだ。