B3所属の横浜エクセレンスは12月19日、日本経済大学4年生のキエキエ・トピー・アリと2024-25シーズンの契約合意に至っ…
B3所属の横浜エクセレンスは12月19日、日本経済大学4年生のキエキエ・トピー・アリと2024-25シーズンの契約合意に至ったことを発表した。
コンゴ民主共和国出身で現在21歳のアリは、203センチ104キロのセンター。留学生として福岡第一高校に入学し、高校2年次はウインターカップ優勝を経験。高校3年次には鹿児島レブナイズと選手契約を締結し、約3カ月間プロの舞台を経験した。その後は日本経済大学に進学し、大学4年次の『第76回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)』では、同大会を優勝した日本大学と対戦し、21得点12リバウンドと王者相手にダブルダブルを記録した。
B3では、外国籍選手3名に加えて、アジア特別枠選手または帰化選手1名、もしくは帰化申請中選手または留学実績選手を1名まで、選手登録することができる規定がある。アリは「留学実績選手」としてロスターに名を連ねることになった。
現在B3首位の横浜EXは、「チームの状態が良い時期に、変化を加えることは勇気がいることでもありますが、アリ選手は人間性の素晴らしさ、献身的なメンタリティを持ち合わせた選手です。どんな環境・状況でもクラブのために動いてくれると信じています」と、B2昇格へ向けたピースとして期待。「203センチの高さがありながら、コートの先頭を走る走力と、横にもついていけるフットワーク。手の長さと跳躍力を生かしたリバウンドと、柔らかいシュートタッチも兼ね備えた選手」と新戦力を紹介した。
今回の契約発表に際して、アリは「今シーズンは横浜EXがB2に昇格できるという大切な1年になると思います。新たなステージで横浜EXの一員として戦えることを本当にうれしく思います。そのなかで自分も今まで以上に経験と実力を付けてチームに貢献していけるように誠心誠意頑張りたいと思います。横浜EXの皆さんとお会いできることを楽しみにしています」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。