3月に開催予定のオランダ戦から加わる NPBエンタープライズは20日、野球日本代表「侍ジャパン」に野手総合コーチにソフトバンク、巨人で活躍した松田宣浩氏、投手コーチに阪神、オリックスでプレーした能見篤史氏が就任したことを発表した。2025年…

3月に開催予定のオランダ戦から加わる

 NPBエンタープライズは20日、野球日本代表「侍ジャパン」に野手総合コーチにソフトバンク、巨人で活躍した松田宣浩氏、投手コーチに阪神、オリックスでプレーした能見篤史氏が就任したことを発表した。2025年3月に京セラドームで開催予定の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本vs オランダ」から加わることになる。

 松田氏は亜大出身で、井端弘和監督の後輩にあたる。現役時代は「侍ジャパン」のメンバーとして2013、2017年のワールド・ベースボール・クラシックに出場した。「熱男」の愛称で親しまれた元気印は、1軍通算1922試合出場で1832安打、打率.265、301本塁打、991打点、135盗塁を記録。ベストナイン1回、ゴールデン・グラブ賞を9回受賞した。

 能見氏は2013年のWBCでは井端監督ともプレー。2021、2022年にはオリックスで兼任コーチを務め、パ・リーグ制覇を果たしたチームの若手投手陣をサポートした。1軍通算474試合で104勝93敗4セーブを挙げ、最多奪三振を1回獲得。吉見一起氏も引き続き投手コーチを務め、二人三脚で投手陣を支える。

 井端監督率いる「侍ジャパン」は11月に行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝戦で、チャイニーズ・タイペイに0-4で敗れ、2019年のプレミア12のスーパーラウンド第3戦・メキシコ戦から続いていた国際大会の連勝は「27」でストップした。新たな首脳陣を迎え、再び頂点を目指す。(Full-Count編集部)