【WWE】RAW(12月16日・日本時間17日/マサチューセッツ・ボストン)【映像】バネがえぐい! 驚異の身体能力 元NFL選手の“鬼フィジカル”レスラーが見せた、”その場で大ジャンプ”に解説…
【WWE】RAW(12月16日・日本時間17日/マサチューセッツ・ボストン)
元NFL選手の“鬼フィジカル”レスラーが見せた、”その場で大ジャンプ”に解説陣も「なんてバネだ」と脱帽。ヒザをついた状態で、いきなりハイジャンプ…まるでスーパーマリオのようなバネにファンも「高え」「その場飛びで…」と驚きを隠せない様子だった。
WWE「RAW」で行われたインターコンチネンタル王者・ブロン・ブレイカーが、ルートヴィヒ・カイザーのタイトル戦でみせた注目のシーン。直前にアナウンステーブルに肩を強打し、動きの鈍ったブロンが、助走なしで放った起死回生の「ジャンピング・ニー」が”高すぎる”と話題になった。
学生時代はカレッジフットボールで活躍、レスリングではジョージア州王者でNFLと契約と、競技を跨いだフィジカル・モンスターとして知られるブロン。父親はリック・スタイナーで、叔父はスコット・スタイナーと日本でもお馴染みのスタイナー・ブラザーズのDNAを受け継ぐ二世レスラーだ。
序盤からセカンドロープによじ登ってのナックル10連発、空中でキャッチしてパワースラムなど規格外の動きを見せ一方的に攻めたブロンだが、あり余るパワーが仇に。コーナーポストからのフライング・クローズラインでアナウンステーブルに激突し肩を負傷してしまう。
ここで攻守逆転し防戦一方だったカイザーが、ブロンの肩を徹底攻撃。ネチネチと負傷箇所だけを狙う攻撃にドン引きの会場はブーイングの嵐だが、カイザーにとっては千載一遇のチャンス。その後もアームブリーカー、腕を引っこ抜きマットに叩きつける渕正信や小川良成を彷彿させる狡猾な攻撃にファンからも「痛い痛い」「派手ではないが映える攻め」「ブロン大丈夫か?」と心配の声多数。
次々とあの手この手と肩を攻めるカイザーの攻撃は効果的。そんななか手負いのブロンが思わぬ反撃に出る。ロープに飛んだカイザーに、全く助走がない状態でハイジャンプ。ゼロ助走でピョンと、スーパーマリオのBボタン長押しのようなタイミングで放った一撃は、ニーパットとヒップアタックの間のような形で顔面を捉え、正面衝突したカイザーはグッタリとマットに沈む。
ABEMAの解説のもりおも「その場飛びで…あの高さですか!」と大興奮。ファンも「高え」「ヒップでどんだけのダメージだよ」「珍しいジャンプ」もどよめく。
その後も再三の肩攻めを耐え抜き、最後は怪我を押して、ロープを2度往復して勢いをつけて殺人スピアーを放ちカイザーを沈めブロン。手負いの状態ながら、IC王座の防衛に成功した。(ABEMA/WWE『RAW』)