男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は19日、予選ラウンドロビン「ブルーグループ」第2戦が行われ、第8シードのJ・フォンセカ(ブラジル)が第5シードのL・ティエン(アメリカ)を…
男子テニスの20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)は19日、予選ラウンドロビン「ブルーグループ」第2戦が行われ、第8シードのJ・フォンセカ(ブラジル)が第5シードのL・ティエン(アメリカ)を4-0, 4-0, 1-4, 4-2で破って予選ラウンドロビン2連勝を達成。ベスト4進出を決めた。
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同大会は20歳以下の選手で年間の獲得ポイント上位8選手が出場する大会。4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。試合形式は4ゲーム制の5セットマッチでゲームはノーアドバンテージ方式。40-40になったらサービス側がサイドを選択できる。
第1戦では優勝候補である第1シードのA・フィス(フランス)を3-4 (9-11), 4-2, 4-1, 1-4, 4-1の逆転で下して白星をあげていた18歳のフォンセカ。第2戦では2023年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ジュニアシングルス決勝の再戦となるティエンとの激突となった。
試合はファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得したフォンセカがティエンのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは計5度のブレークに成功。1時間7分で快勝し、全米オープンジュニアに続きティエンから勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフォンセカのコメントが掲載されている。
「今年、僕が最も成長したことのひとつは成熟だったと思う。このような大きなスタジアム、大きな試合では、当然緊張するものだけど、今日はとてもうまく適応できた。序盤からのプレーはとてもよかった。第3セットは、リーナー(ティエン)のプレーが良くなった。彼はより堅実なプレーをし始めた。でも、一貫性と集中力を高めて、勝利を手にしたんだ」
2019年にJ・シナー(イタリア)が18歳で4強入りしたとき以来、大会史上2番目の若さでのベスト4進出となったフォンセカ。予選ラウンドロビン第3戦では第3シードのJ・メンシク(チェコ)と対戦する。
【ブルーグループ】
[1]フィス 1勝1敗
[3]メンシク 0勝2敗
[5]ティエン 1勝1敗
[8]フォンセカ 2勝0敗
【レッドグループ】
[2]A・ミケルセン(アメリカ) 2勝0敗
[4]シャン・ジュンチェン(中国) 0勝2敗
[6]L・ヴァン・アッシュ(フランス) 1勝1敗
[7]N・バサバレディ(アメリカ) 1勝1敗
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