【カラバオカップ】サウサンプトン 1-2 リヴァプール(日本時間12月19日/セント・メリーズ)【映像】菅原由勢が高速「神ピンポイントクロス」の瞬間 精密機械のようなプレーで観客を沸かせた。サウサンプトンのDF菅原由勢が60分からピッチに立…
【カラバオカップ】サウサンプトン 1-2 リヴァプール(日本時間12月19日/セント・メリーズ)
精密機械のようなプレーで観客を沸かせた。サウサンプトンのDF菅原由勢が60分からピッチに立つと、その直後に高精度のアーリークロスで決定機を演出。プレミアリーグで首位を走るリヴァプールを相手に見せた好プレーに、ファンがSNS上で熱狂している。
注目のシーンは、カラバオカップ準々決勝のリヴァプール戦の61分のことだ。59分に1点を返したことでセント・メリーズのボルテージが高まっている中、途中出場したばかりの菅原が相手陣内右サイドのタッチライン沿いでボールを受ける。ゴール前の状況をチラッと見てから右足を素早く振り抜くと、美しい弧を描くスピードボールをリヴァプールの遠藤航などDFとGKの間に流し込んだ。
この高速の“神ピンポイントクロス”に、FWキャメロン・アーチャーが懸命に伸ばした足で合わせる。しかし、惜しくもリヴァプールのGKクィービーン・ケレハーのスーパーセーブに遭い、同点ゴールとはならなかった。
実況の下田恒幸氏は「入って早々の菅原から決定機!」とシャウトし、解説の林陵平氏は「素晴らしいクロス。惜しかったですね」とコメントした。
千載一遇のチャンスを生み出した日本代表サイドバックのクロスに、ファンがSNS上で反応。「ドンピシャすぎる」「精度たか!」「めちゃくちゃ良いボール」「正確すぎる」「アシストになって欲しかった」「パーフェクトなクロス」「積極的な姿勢!いいぞ!」と熱狂した。
この直後、菅原は再び相手陣内でボールを持つと、今度は深い位置までえぐってからクロス。ボックス内でMFマテウス・フェルナンデスに届け、連続してシュートチャンスを作り出してみせた。
積極的に攻め続けた菅原だったが、サウサンプトンにゴールをもたらすことはできず。リヴァプールに1-2で敗れ、カラバオカップはベスト8で姿を消した。
(ABEMA de DAZN/カラバオカップ)