トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、ベスト4進出を懸けたマンチェスター・ユナイテッド戦に向けた意気込みを語った。 トッテナムは19日、EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝でユナイテッドと対戦する。 直近のサウサンプトン戦を5-0で…

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、ベスト4進出を懸けたマンチェスター・ユナイテッド戦に向けた意気込みを語った。

トッテナムは19日、EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝でユナイテッドと対戦する。

直近のサウサンプトン戦を5-0で完勝し、公式戦6試合ぶりの白星を挙げたスパーズは、リーグ次節にリバプールとのビッグマッチを控えるなか、赤い悪魔との対戦で久々の連勝を狙う。

17日、ユナイテッド戦の前日会見に出席したポステコグルー監督は、会見の冒頭で最新のチームニュースに言及。レギュラーセンターバックコンビの復帰時期が年明けになることを明かした一方、数人の選手に関してはポジティブなニュースを明かした。

「先日の試合から判断すると、デスティニー(・ウドジェ)は負傷していないが、少し痛みがあるようだ。彼を除外するわけではないが、回復状況を見てみる。他のプレーヤーはそのままだと思う」

「(ミッキー・)ファン・デ・フェンと(クリスティアン・)ロメロは順調だ。2人とも年明けには復帰すると思う。マイキー(・ムーア)はトレーニングに復帰しており、そう遠くないことを願っている。おそらく来週はマイキーとベン・デイビス、そして新年最初の週にはリシャルリソンだ」

2007-08シーズンのEFLカップ制覇を最後に長らくタイトルから遠ざかるトッテナム。一方、ポステコグルー監督に関してはこれまでのキャリアを通じて、就任2年目になんらかのタイトルを獲得。リーグ戦での苦戦を考えると、今回のEFLカップはクラブにとって大きなチャンスとなる。

その点について問われた指揮官は準々決勝という段階では時期尚早としながらも、虎視眈々とチャンスを窺う。

「我々はこの位置におり、その地位を獲得した。これはカップ戦の準々決勝という大事な試合で、楽しみにしている。素晴らしい夜になるはずだ」

「準々決勝が(タイトルに)近いとは思わない。決勝に進めば近いと言えるだろう。我々にできるのは、明日の夜に向けて準備することだけ。相手は強豪で、ここ数年のカップ戦でいい成績を残している。ホームで戦うのは我々にとって素晴らしいことで、応援も受けられるし、準決勝に進出するチャンスもある。この試合に必要なモチベーションと集中力は十分だ」

対戦相手のユナイテッドに対しては、ルベン・アモリム監督への敬意を示しつつも、今冬の退団が取り沙汰されるイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードへの関心を問う質問に対しては否定的な態度を示した。

「アモリムは入ってすぐにインパクトを残したようだ。彼は明らかにフォーメーションを少し調整し、さまざまなプレーヤーにチャンスを与えた。週末に示したように、彼らはかなり手強い競争相手だ。彼と会って明日の挑戦に挑むのを楽しみにしている」

「(ラッシュフォードについて)それは私の関心事ではない。マーカスについて尋ねてもいいが、プレミアリーグの他クラブに在籍するプレーヤー全員について尋ねても同じことを言うつもりだ」